卵を孵化させて育てていると、成体から育てるよりもより愛着がわきます。
時として水槽内での動きが鈍くなることがあり、心配になることはありませんか?
そこで今回は、ウーパールーパーのべビーが動かなくなる原因を探っていきたいと思います。
ベビーウーパールーパーが動かないのは?病気?
考えらえる原因は、3つあります。
まず、水槽の水質が悪化したことです。
目に見えない水中のアンモニアや亜硝酸といった毒素はウーパールーパーにとって危険です。
両生類でも魚やウーパールーパーやオタマジャクシは毒性の非常に高いアンモニアのまま排出します。
自然環境では、豊富な水の中で生活してますか、すぐに薄まって問題になりません。
極端に水量が少ない水槽の中では、すぐにアンモニア濃度が高くなってしまいます。
水槽の水が不十分で溶存酸素量が少なく、ベビーウーパールーパーが息苦しいかもしれません。
目に見えない大きさの微生物が水質をきれいにしてくれていますが、酸素が足りないとうまく機能しません。
次に、外的な環境が変化したことによるストレスです。
水槽のレイアウトを変えたり、直射日光の当たる場所に置いたり、など小さな変化はありませんか?
とても敏感な生き物ですので、どんなに小さなことでも精神的なダメージを受けやすいです。
最後に、何らかの感染症にかかった疑いです。
これは明らかに体色や皮膚の表面全体に大きな変化が見られます。
例えば、赤い斑点が体全体に現われたり、白い綿毛のようなものが現れたりします。
こういった場合は、塩浴を行うことで症状が改善することがあります。
幼体ですので、濃度は0.1%から0.2%くらいにしておきましょう。
まとめ
ベビーウーパールーパーが動かなくなる原因は、3つあります。
水槽内の水質が悪くなったり、外的な環境の変化にストレスを感じたり、感染症にかかっている場合です。
いろんな可能性が考えられますから、多面的に見て、経過を観察して対処していきましょう。
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