ウーパールーパーは、水の中で鰓呼吸をしています。
なので、水面に上がって息をする必要は無く、水槽の底でずっと暮らす事ができるのです。
でも、そんなウーパールーパーが、いつもと違って口をパクパクしたり、鰓の色が変わったり、浮かんでしまったりしたら、何か問題が起こっているのかもしれません。
普段のウーパールーパー
水槽の底で、静かに、あまり動くことなく暮らしています。
口は、ボーっとしている様子で、半開きになっている事も珍しくありません。
半開きでも、他におかしな様子がなければ、問題はないのです。
鰓の色は、ピンク色です。
餌を食べたり、動きが活発になると、赤みが増します。
口をしきりにパクパクさせる
普段はパクパクしないウーパールーパーが、急に口をパクパクさせるのには、何か理由があります。
例えば、大きな物を間違って飲み込んでしまって、吐き出そうとしている事が考えられます。
ウーパールーパーは、餌を丸のみにします。
そして、目の前に動く物があると、食らいついてしまう本能があります。
なので、餌以外の大きな物を口に入れてしまって、詰まらせてしまうこともあるのです。
この場合は、しばらく様子を見て、ウーパールーパー自身で吐き出せないようなら、口を開けて物を出して上げてください。
酸素が足りない時も、パクパクさせて水面に上がってくる場合があります。
鰓呼吸なので、口から空気を吸う必要は無いのですが、酸素不足で苦しい時は、口をパクパクさせることがあるそうです。
ポンプを回して、水中の酸素量を増やして上げてください。
黒いできものは何か
成長すると、黒いソバカスの様な物が、体に出てくる個体もあります。
それは、病気ではないので、問題ありません。
それではなくて、大きなボコボコした出来物が出てくる個体もあります。
これも、その個体の特徴である場合もあります。
餌もいつも通り食べ、ふんも出来て元気にしているようならば、問題ありません。
でも、その出来物が、段々赤みを帯びて来たり、食欲が無くなったりした場合は、細菌が繁殖したり、病気である場合があります。
専門家に相談しましょう。
まとめ
ウーパールーパーは、口を半開きにしていても、パクパクさせていても、黒いできものが出来ていたとしても、食欲もあり、ふんも通常に出て、元気にしているようならば問題ありません。
でも、食欲が落ちたり、普段と変わった様子が見られた場合は、病気の可能性があります。
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