ウーパールーパーの体の表面に異常が現れたら、健康不良の合図です。
急に体に白い小さいごみのようなものがたくさん付着していてほとんど動かず元気がない。
腹部や喉周辺などが充血し、赤くなっている。
これらの症状が見られた場合の対処法について、説明していきたいと思います。
ウーパールーパーに白カビ(水カビ)が付着した時の治療法は?
水カビ病の原因は、真菌という常在菌によって引き起こされます。
常在菌というのは、どこにでも存在する菌のことで、つまり、真菌を根絶するというのは不可能です。
通常、水カビ病のような病気にはかかりませんが、次のような場合に発症するおそれが高くなります。
まず、水槽の水質が悪化している場合です。
次に、ウーパールーパー自体が、免疫力を低下させている場合です。
最後に、他の個体に傷つけられたり、自分で身体を傷つけたりしてしまった場合です。
水カビ病の初期に見られることですが、エラに付着した綿埃のようなものが特徴的です。
水温をあげると同時に、塩を投入して塩浴も治療の効果を高めます。
1Lの水に対して、10g~20gの塩を入れると、塩分濃度1%~2%の塩水を作ることができます。
この中へウーパールーパーを入れると、大きめのホコリのような水カビもポロリと落ちていきます。
ウーパールーパーにレッドレッグの症状!治療法は?
レッドレッグ症を発症すると、腹部や喉周辺などが充血し、赤くなります。
だんだん症状が悪化していくと、出血などを起こし皮膚が剥がれ落ちてしまうことがあります。
それと同時に痩せていき、あまり動かなくなり、最終的には亡くなってしまいます。
レッドレッグ症の発症の主な原因は、免疫力の低下すること引き起こされます。
ですから、水質や水温、与える餌の量など生活できる環境を整えましょう。
レッドレッグ症を発症する細菌は複数あるため、免疫力が低下するごとに、危険度は高くなります。
病気に対しての対策法の中で、簡単な方法を紹介したいと思います。
カルキ抜きをした水道水1L、塩20gを用意し、よく混ぜれば、これで塩分濃度2%の塩水の完成です。
この中へウーパールーパーを泳がせれば、治療は完了です。
まとめ
白カビ病もレッドレッグも水質をしっかりと管理していけば防ぐことができそうですね。
また、治療法も家庭にあるもので作れるので慌てることはありません。
今のあなたにおすすめの記事