まず、簡単に言うとヨウ素があれば変態になると、言われています。
ただし、ヨウ素があるからと言って必ず変態になる訳ではありません。
ヨウ素の量によって決まります。
細かい事は、この後説明します。
ウーパールーパーは、変態になる?
変態になる条件って?予防は?
前書きに書きましたが、ヨウ素があれば変態になります(ヨウ素の量によって決まります)。
なので、結論から言うと、変態にさせたくなければヨウ素を含まない様に注意すれば大丈夫です。
しかし、ヨウ素の調節は簡単ではありません。
水槽の底に敷く石も、ヨウ素が出ている事もあります。
変態になる時は、鰓(えら)が無くなり背びれもなくなり、手足も太くなったりすると言われています。
変態しないで幼生成熟するのは、生息域が低水温かヨウ素が非常に少なく甲状腺でホルモンが変態に必要な分だけ、作る事しか出来ないからです。
逆に、変態化させたい場合は、以下の通りです。
- タイガーサラマンダーから甲状腺を移植。
- サイロキシンを投与する。(濃度が高い程、短期間で変態化し、いずれの濃度でもすべての個体が最終的に変態化するとされている。しかし、多く与えすぎると変態化するのは早まりますが、個体への負担が大きく亡くなってしまう可能性もありますので、投与する量には十分に注意して投与しましょう。)
- 水位を徐々に下げていく。(1番手軽で簡単な方法。)
変態化のその後の様子として、鰓が1か月ほどで小さくなってなくなる・骨格全体が小さくなって頭が卵の形になったりします。
あと、皮膚の粘性がなくなり角質化したり、まぶたが出来たり、体の表面に模様が出来たりするそうです。
まとめ
変態化させたくなければ、ヨウ素の量に要注意です。
逆に、変態化させたければ上記に記載した通りの方法をすれば、変態化します。
一部では、変態化すれば寿命も短くなると言われているそうです。
変態したら、鰓がなくなり背びれや手足の水かきなど生きていくのに必要な物がなくなったりします。
甲状腺ホルモンを分泌するには、ヨウ素が必要となりヨウ素が不足していれば、変態せずに済み、ヨウ素が充分であれば変態化します。
変態化することは、必ずしも悪い事ではありませんが、変態することにより体への負担は大きいので注意です。
長生きさせたければ、変態化させないようにすれば大丈夫です。
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