生き物によっては、そのシーズンに入ると冬眠行動に入りますね。

冬眠する時期が近づくと、準備行動にはいり、暖かい季節の訪れまで眠りにつきます。

それでは、ウーパールーパーは冬眠するのでしょうか。

自然にいるときの生活の様子は?飼育下においての方法や注意することは?

ここでは、ウーパールーパーと冬眠についてご紹介します。

ウーパールーパー 顔 尻尾 斑点

限りなく冬眠に近い状態

自然にいるウーパールーパーの生息地は、メキシコの盆地にある湖です

地形の関係上、特別気温は高くはならないため、湖の水温も低い状態で保たれています。

そのため、寒さには比較的強く、冬眠をすることはありません。

しかしながら、周りの気温や水温が低下すると動きが鈍くなり、限りなく冬眠に近い状態にはなります。

部屋や屋内で飼育をしている場合でも、気温が下がる寒い時期には動きが鈍ります。

注意をはらい適切な準備をしておかなければ、生命にも影響を与えかねません。

ここからは、飼育時における方法と注意点を見ていきましょう。

①水温を保つ

30℃くらいまでは耐えられるウーパールーパーですが、基本的には暑さに弱いため、飼育をする場合には水温を5~25℃の間で保ち、適温は10~20℃が一般的です

10℃以下になると、まるで冬眠をしているように動かないため、エアコンなどで室内温度を一定にしておくなど、安定した生活環境を用意してあげましょう。

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②急激な温度変化は禁物

ウーパールーパーは変温動物なため、まわりの温度変化に敏感です

急激な温度変化は体にストレスを与えるため好ましくありません。

冬にかぎらず寒暖の差がはげしい時期にはより一層の心配りが必要ですし、外出などでエアコンなどを止めるときには、水槽専用のヒーターを活用しましょう。

まとめ

ここまで、ウーパールーパーと冬眠について紹介してきました。

ウーパールーパーは冬眠するのではなく、水温が下がると冬眠と似た状態になるんですね。

急激な温度の変化にも弱いことをお伝えしました。

一般的には10年の寿命をもつウーパールーパーです。

飼う以上は安心して生活ができるように心掛けましょう。

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