ウーパールーパーの異変は、体の表面に現れることが多いです。
白い透明な膜のようなものが付着していた場合、これは何を意味するのでしょうか?
ウーパールーパーの尻尾に見られる異変をテーマに紹介していきたいと思います。
ウーパールーパーの尻尾に見られる白い透明の物体は?
ウーパールーパーの体に付着するのは2つです。
1つは、水カビです。
これはフワフワした綿のようなものです。
真菌という水槽内にいる菌がコロニーを形成して傷を負った部位などに付着します。
2つ目は、高水温や合わない水質などの環境的な問題に対しての防御をした名残です。
これは、卵の薄皮のような白い膜をしています。
粘膜が異常に分泌された結果水槽内の参加物資と結合反応し、肌に付着している状態になります。
前者の場合はまず傷口があるならば、まず治療をおこないましょう。
グリーンFゴールドなどを薄く溶いた物を綿棒などに染み込ませた物を使い、傷口を殺菌してください。
もし傷口が見られないならば、水作りに落ち度はなかったか見直しましょう。
濾過や水質などいろんな要因から確認を行ってください。
水質試験紙などを買ってきて水をチェックしたり、適温を確認したり、などしましょう。
外れても再び付着するような状態である場合は、細菌感染症を視野に入れての治療を行うほうが良いかもしれません。
この場合は、他にも外エラなど体の一部が溶け出すなどの症状が見られます。
後者の粘膜分泌異常の場合は、高水温でのストレスというのが高い割合を占めます。
水温を25℃前後に保つように心がけましょう。
また、念のため水質のチェックも行いましょう。
まとめ
ウーパールーパーの尻尾に白いものが付着したら、水カビや生体防衛の名残と考えることができます。
水カビは綿埃のような特徴があり、成体防衛の名残は卵の薄皮のような白い膜という違いが見られます。
ただし、薬浴を行っても綿埃のようなものが改善されない場合は、細菌感染を疑う必要があります。
このような場合は、エラが溶けだすような症状も出てきます。
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