ウーパールーパーが水槽内でぷかぷか浮く光景を目にすることは珍しくありません。
浮いてしまう原因は、問題ないものから危険なものまで、いくつかあります。
そこで今回は、ウーパールーパーが浮いてしまう原因を探りたいと思います。
ウーパールーパーが浮くのはなぜ?
考えられる理由は、3つあります。
1つ目は、食べ過ぎによるものです。
消化の過程で発生したガスによる一時的なことが多いようです。
餌には、必ず空気分も含まれるので、丸飲みが基本のウーパールーパーは空気もお腹に入れることになります。
餌を多めに与えてしまった直後に浮いていることが、多いようです。
2つ目は、空気の吸い込みによるものです。
基本は鰓呼吸ですが、時には水面に上がり肺呼吸も行います。
吸い込んだ空気により、浮力が増して浮いてしまいます。
特に、子どもの頃は体も小さく軽いので、浮くことがありますが、時間とともに自然に沈みます。
3つ目は、ガスの発生によるものです。
幼生の頃は、まだ手足がなくバランスが悪いので、お腹に溜まったガスの影響で浮かぶことはあります。
ガスが抜けずに、そのまま浮いた状態のまま衰弱してしまう個体もいますが、ほとんど心配いりません。
ただし、次のような場合には注意が必要です。
頭を低くお尻を高くした状態で浮いたり、横向きで浮いたりする場合は様子をよく観察してください。
便秘でウーパールーパーが浮く場合は?絶食するの?
便秘になっているウーパールーパーには、ある特徴が見られます。
お腹にガスが溜まっているので、お尻が頭部よりも浮く傾向があります。
また、餌の食べる量が減ったという場合は、水槽の中の様子を確認してみましょう。
水槽の中に糞がなかったり、汚れが目立たなかったりするときは便秘の疑いがあります。
自然界に暮らすウーパールーパーは、1ヶ月もの絶食に耐えます。
ですから、水をこまめに換えて、餌を与えないのもいいかもしれません。
まとめ
ウーパールーパーが水中に浮いてしまう原因は3つあることが分かりました。
便秘の際にも体が浮きますが、本当に危険な場合との見分け方をおさえておきましょう。
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