ウーパールーパーの毎日の餌やりは定期的に与えてあげるだけがウーパールーパーを長生きさせてあげられる餌やりではありません。今回はウーパールーパーの餌やりについてお話しします。

ウーパールーパーに与える餌の種類は毎日変えなきゃダメなの?

実は、毎日変える必要はありません。特に、餌として水棲小動物(小魚やエビなど)を与えてあげている方はそのままその餌を使っていただければ大丈夫です。

しかし、餌として代用餌をウーパールーパーに与えている場合は、たまに水棲小動物を餌として与えてあげたほうがいいです。

ウーパールーパーも肉食動物なので生きた餌をあげた方が運動することによって健康状態を良好に保てますし、動物としての本能を保つことで寿命もある程度伸ばすことが期待できるからです。

積極的に生きた餌を与えてあげるようにしましょう。

ウーパールーパー 餌 種類 毎日

ウーパールーパーへの定期的な餌やりが長生きさせてあげられるわけではない?

実は、学術的な話になってしまうのですが、皆さんは「ストレスと寿命の関係性」というものがあるのを知っていますか?多分、聞いたことがあると思います。

これには例えば、

「毎日、空調が効いた部屋で毎日欠かさずに定刻に餌を与え、ストレスをかけずに飼育した動物Aと、ある程度暑さや寒さ、食事にありつけない時の飢えなどのストレスをかけて飼育した動物Aと同種の動物Bでは、Bの方が病気にかかりにくく寿命も長い。」

といったものがあります。

これはあらゆる動物に共通して言えることです。当然ウーパールーパーにも共通したことが言えます。ということはある程度ストレスをかけて飼育してあげた方が健康で長生きしてくれるということですね。

しかし、ウーパールーパーは「変温動物」という、人間みたいな「体温調節ができる動物」(ちなみに「恒温動物」といいます。)とは違って、「自分で体温調節ができない動物」の仲間なのです。

特にウーパールーパーは寒さよりも暑さに弱い生き物なので水温が25℃を超えた環境にウーパールーパーを置いておくとすぐに弱ってしまいます。だから、特に夏場の水槽の温度管理はしっかりしないといけないんですね。

したがって、ウーパールーパーにかけるストレスは温度によるものだとほぼ悪影響しかないのです。ですから、温度管理だけはしっかりしてあげましょうね。

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そこでウーパールーパーにかけても負担の小さいストレスは何かといえば、それは「飢え」です。「ご飯抜きだなんてかわいそうだろ!」と思うかもしれませんが、ウーパールーパーは生命維持にあまりエネルギーがかからないので、一ヶ月や二ヶ月食べ物がなくたって、多少弱りはしますが命に別条はないんです。

しかし、さすがに一ヶ月だとか一週間だとか三日間だとかもご飯抜きはかわいそうなので、週に一回「断食デー」を設けてあげるのが理想なんじゃないでしょうか。

ですが、もちろん、かわいそうだと思うのなら無理に「断食デー」を設けることはしなくてもいいです。

まとめ

ウーパールーパーの飼い主の皆様は、かわいそうだと思ってもそれは「愛のムチ」だと理解して、「断食デー」を設けるもよし。また設けないも良しなのです。

どちらの立場を取るにしても、できる限り健康で長い「うーぱーライフ」を送れるように努めましょう!

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