ウーパールーパーを飼育していて、こんなことはありませんか?
体の一部にカビが生えたり、ウーパールーパーの卵や餌にまでカビが生えたりすることが!
そこで今回は、ウーパールーパーとカビにまつわる話を紹介していきたいと思います。
ウーパールーパーの体に付着するカビって?
ウーパールーパーに付着するのは、水カビとツボカビの2つです。
水カビ病の原因は、真菌という常在菌によって引き起こされます。
常在菌というのは、どこにでも存在する菌のことで、つまり、真菌を根絶するというのは不可能です。
通常、水カビ病のような病気にはかかりませんが、次のような場合に発症するおそれが高くなります。
まず、水槽の水質が悪化している場合です。
次に、ウーパールーパー自体が、免疫力を低下させている場合です。
最後に、他の個体に傷つけられたり、自分で身体を傷つけたりしてしまった場合です。
水カビ病の初期に見られることですが、エラに付着した綿埃のようなものが特徴的です。
ツボカビとは、両生類に発症するカビの一種であり、発症すると亡くなることもある危険な病気です。
初めは、ウーパールーパーの食欲不振が目立ち、症状が進むと、皮膚の剥がれおちが目立ってきます。
次に、いつも口を開けたままの状態が続きます。
このような症状が見られた場合は、隔離するとともに、水槽をきれいに消毒する必要があります。
ウーパールーパーの卵や餌にカビが付着したら?
ウーパールーパーの卵は黒い球が透明のゼリー状のものに包まれたような形状をしています。
そのため産卵後数日が経てば、きちんと受精しているかを確認でき、無精卵の場合は、中の球が黒と白に分かれます。
一度に数百個の卵を産みますが、必ずしもすべてが無事に産まれるわけではありません。
中にはカビが生えたりするものもあります。
このような卵は、周りへの影響を防ぐためにスポイトで除去しましょう。
餌にカビが付着した場合も、同様に処理しましょう。
餌は控えめに与え、食べ残しがないようにすることも大切です。
まとめ
ウーパールーパーの体に付着するカビを防ぐには、水槽内をきれいにしておくことが大切なようです。
また、卵や餌にカビが付着した場合は、すぐにスポイトなどで除去することをおすすめします。
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