ウーパールーパーを飼い始めたら気になるのは病気のことです。

特に、他の魚と一緒に飼育する場合に、病気を持ち込んでしまう可能性があるのです。

今日は、外部からもたらされる病気とその対処法について説明していきたいと思います。

メダカとメダカを一緒に飼っても大丈夫?

ウーパールーパーは25℃前後が適温で、メダカは15℃から28℃くらいが適しています。

ですから、水温に関しては相性がいいと言えます。

ウーパールーパーは中性から弱酸性の環境が適していますが、メダカも似たような水質を好みます。

このように見てくると一緒に飼育してもよさそうですが、残念ながら、

メダカはウーパールーパーの餌となる可能性が非常に高いです。

野生のウーパールーパーは、水の流れの弱いところに住み魚類昆虫甲殻類ミミズなどを食べて生活しています。

ですから、メダカはウーパールーパーにとってはタンクメイトではなく、餌として認識されます。

ウーパールーパー メダカ トリートメント

メダカを与えた時のウーパールーパーのトリートメント方法は?

メダカなどの生き餌を与えた場合に持ち込まれる可能性のある病気は次の2つです。

水カビ病や白点病です。

水カビ病はや他の寄生虫によって傷ついた場所に菌が発症し、外観に綿毛状の菌糸体をつくり、炎症を発生させます。

白点病は、ウオノカイセンチュウの寄生によって発症し、そのメカニズムについては不明な点が多いです。

閉鎖的な環境においては外部から持ち込まれることによって増殖していきます。

これらの病気を予防するためにトリートメントを行う必要があります。

水カビ病にも白点病にも効果があるのは、メチレンブルー水溶液に薬浴させることです。

また、この他にも白点病に効き目があるのは、塩水浴です。

2%~3%程度の食塩水(1Lの水に対して塩20g~30g程度)で行うといいでしょう。

10分~15分を1回とし、1日に2回~3回くらいにして行いましょう。

さらに、ヒーターによる28℃の水温上昇での治療も効果が見られます。

ウオノカイセンチュウは、25℃以下の水温を好むため、28℃に上げれば生きていくことは難しくなります。

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まとめ

ウーパールーパーとメダカを一緒に飼育することは難しいことが分かりました。

メダカを生き餌として使う場合は、メダカをしっかりとトリートメントして病気を防ぎましょう。

 

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