生き物を飼育する場合には、できるだけ住み心地の良い環境を用意してあげたいものですね。
ウーパールーパーの飼育についても同じで、できるだけ環境が良くなるアイテムを用意したいものです。
代表的なものとして、水に酸素を送り込むエアレーションと水質を管理するフィルターがあります。
用意しておいて問題はないはずなのですが、どちらも不要、無しでも十分に飼育はできるという意見もあります。
ここでは、ウーパールーパーの飼育におけるエアレーションとフィルター無しの飼育について見ていきましょう。
エアレーションとフィルター無しでも飼育は可能
結論から申し上げると、エアレーションとフィルターどちらも無しで飼育は可能です。
もちろん、用意しておいて困ることはないですが、必須というものではありません。
状況によっては、ウーパールーパーにストレスを与える場合もあります。
ここからは、それぞれの有り無しについて見ていきます。
①エアレーションの有り無し
水槽内でブクブクと泡をだしたり、水の流れをおこしたりするエアレーションですが、大きな役割は水に酸素を取り込ませる働きです。
水中が生活の基盤であるウーパールーパーにとって、水に含まれる酸素はとても大切です。
ただ、まだ大きくなりきれていない個体にとっては、強い水流は体にストレスを与えるため加減が必要でしょう。
水のなかの酸素量、これがエアレーション無しでも飼育可能な理由でもあります。
綺麗な水には不純物も少なく、豊富に酸素が含まれています。
こまめに水槽の水を交換してあげれば、エアレーションをしなくても大丈夫ということになりますね。
②フィルターの有り無し
水槽内の水の汚れを付着させ、水質を管理するのがフィルターの役割です。
ウーパールーパーの皮膚はとてもデリケートで、水の汚れはストレスにつながり、病気の原因にもなります。
フィルターを用いることで、水質汚染を遅らせ、ストレスを与えない効果があります。
フィルター無しの場合は、この水質管理を自分でおこなうことです。
つねに観察し、手間を惜しまない人には、フィルター無しの飼育は十分に可能です。
まとめ
ここまで、ウーパールーパーの飼育におけるエアレーションとフィルター無しの飼育について見てきました。
どちらも必須アイテムではありませんでした。
しかしながら、世話にかける時間や手間を考えたばあい、どちらも用意したほうが効率は良いようです。
十分に検討するべきでしょう。
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