ウーパールーパーの健康状態は体の表面を観察すれば分かります。

もし、飼育しているウーパールーパーに次のような症状が見られたら注意してください。

体の一部が赤く腫れあがったり、赤くなっていたりしたらイカリムシに寄生されているおそれがあります。

そこで今回は、イカリムシの駆除をテーマに説明していきたいと思います。

ウーパールーパーに寄生するイカリムシの正体は?

先端部からは腹面に1対の棒状の突起、背面から先端が大きく2裂する突起がそれぞれ横に伸びています。

この部分が碇のように見えることから、イカリムシと呼ばれています。

イカリムシは150個から250個の卵を生み、1日から2日で孵化します。

1匹のメスは、その人生の中で10回以上産卵し、産卵した総計は5,000を越すと言われています。

これが殖えると、水カビ病や敗血の原因にもなり、ますますひどくなってしまいます。

イカリムシの寄生の問題よりも、それが原因で生じる合併症の方がかえって危険です。

ですから、早めに駆除する必要があると言えます。

ウーパールーパー イカリムシ 駆除

ウーパールーパーに寄生するイカリムシを駆除するには?

イカリムシに寄生されると赤く腫れあがるので、根本を探してピンセットで抜くことが必要です。

ただ気をつけなければならないのは、引き抜く際の力の加減です。

イカリムシの頭は木の根のようにウーパールーパーの体にしっかりと食い込んでいます。

引き抜いたときに周辺の組織までひきちぎられることで、ウーパールーパーに大きなダメージを与えかねません。

特に心臓のあたりやエラ、内蔵に寄生されている場合は慎重に行いましょう。

抜き取った後は、しっかりと患部の消毒を行うことが大切です。

また、二次感染を防ぐために、水の交換をしっかりと行うようにしましょう。

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まとめ

イカリムシは産卵してから孵化するまでのスピードが速いです。

もし、イカリムシに感染していたら早めに駆除を行ってください。

駆除は、イカリムシの根本を探し、ピンセットで引き抜きます。

その際、他の組織を傷つけないように充分に配慮してから行いましょう。

 

 

 

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