ウーパールーパーは、夏の暑さには弱いですが、日本くらいの冬の寒さなら問題なく暮らせます。
水槽のある部屋の温度が、５度以下にならないようにして上げてください。
ウーパールーパーの冬
ウーパールーパーは、野生はメキシコの湖の底で暮らしているので、冬は１０度以下の水の中で暮らしています。
水が冷たくても大丈夫で、動きは鈍くなりますが、そうして体力を温存して冬を乗り越えます。
ウーパールーパーにとっても、冬は冬らしく、冷た目の水で暮らす方が、自然に沿っていて良いとも思えます。
もし、繁殖のために、産卵させようと考えている飼い主さんは、ウーパールーパーに、この冬の寒さを経験させなくてはいけません。
一度寒くなり、春の暖かさを感じた時に、繁殖時期を迎えるのです。
餌を食べない
動きが鈍くなり、食べる量も減ります。
動いていないのですから、食べなくなるのは普通の事です。
なので、病気かもしれないと心配する必要はありません。
食欲を出すには
寒くて動きが悪いので食べないのですから、水を温めて１５度くらいに保てば、食欲も出てきます。
目の前で、好物をちらつかせて上げれば食いつくはずです。
水を温める際の注意
水を温めるには、水槽用ヒーターを使ったり、暖房を入れて部屋全体を温めるなどの方法があります。
水槽用ヒーターは、その水槽だけを温めるので、温度を常に一定に保てます。
１５度くらいが適温です。
しかし、部屋全体を暖房で温める場合、人間がその部屋にいる間だけ暖房を入れて、外出中や夜間は暖房を入れないということを毎日繰り返すと、水の量にもよりますが、水温が毎日１０度くらい変化し、暖かくなったり寒くなったりと、ウーパールーパーにとって暮らしにくい環境になります。
ストレスもたまり、健康を害します。
なので、逆に、暖房を入れない、でも５度以下にはならないような場所に置いてあげる方が、いくら寒くても、ウーパールーパーには暮らしやすいです。
ウーパールーパーは、寒さに強いので、日本の冬は部屋の中ではまず問題なく暮らせますので、心配ありません。
まとめ
ウーパールーパーは、冬は水温が下がるので、動きは鈍くなり、餌も食べなくなります。
食欲を上げたければ、水槽用ヒーターなどで水温を１５度くらいに保ってください。
でも、無理に食欲を出させる必要はありません。
冬に食べる量が減るのは、普通のことです。
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