ウーパールーパーは、メキシコ原産の両生類で、野生では、湖の底で、静かにゆったり暮らしています。
そんなウーパールーパーの子供は、どんな餌をどれくらいの頻度で食べるのでしょうか。
もし食べなかったら、どうすれば良いのでしょうか。
ウーパールーパーの子供
店で売られているウーパールーパーの子供は、大体体長5センチくらいですが、もう体の作りは大人と同じです。
大人になると、体長20センチから30センチになります。
どんな餌を食べるのか
ウーパールーパーは、餌を丸のみします。
なので、口に入る大きさの餌でなくてはいけません。
一番簡単で、よく使われているのが、タブレットです。
これは、乾燥していますし、長期保存が可能ですので、とても便利です。
小さな子供ウーパールーパーには、小さく割ってあげるのも良いです。
次に便利なのが、赤虫です。
これは冷凍で売られていて、小分けに解凍して使えます。
大きさも程よいです。
他には、生きている餌である小魚などがありますが、子供のウーパールーパーの口には、メダカは大きすぎて捕まえて食べることは難しいです。
体調10センチくらいになったら、与えてください。
これらの餌を、数種類与えてください。
同じ餌ばかりだと、栄養が偏ってしまいます。
どれくらいの頻度で食べるのか
ウーパールーパーの子供は、人間の子供と同じく、大人より少しずつ、何回も食べます。
毎日、一回餌をあげてください。
少ないのではと思いますが、大人のウーパールーパーは、3日に一回しか食べません。
それで丁度良いのです。
野生のウーパールーパーは、湖の底でゆっくり生活していて、餌も毎日は捕れません。
なので、一週間食べなくても、ときには一か月食べなくても、生きていける体なのです。
どれくらいの量を食べるのか
個体によって様々です。
満腹よりも、腹8分目が健康に良いので、その量を餌をやりながら、経験で見つけ出します。
食べ残すとやり過ぎです。
それよりも少し手前くらいの量を見つけ出します。
食べ残しは、水質を悪くしますので、餌のやり過ぎには特に注意してください。
ウーパールーパーは、特に、消化器系が強くない生き物ですので、餌をやり過ぎると病気になりやすいです。
食べない時はどうするのか
先に書いた通り、野生ではウーパールーパーは、餌を毎日は食べません。
なので、子供であっても数日食べなくても死ぬことはまずありません。
もしかしたら、お腹が空いていないだけかも知れませんので、数日、餌なしで放っておきます。
それから、目の前に、餌をゆらゆらと動かすようにして与えます。
動く餌に反応するので、動かすと効果的です。
それと、口の大きさにあった、丸のみできるサイズの餌にしてください。
それでも食べない場合は、もしかしたら病気かもしれませんので、獣医に相談します。
もっと小さな赤ちゃんウーパールーパーだと
餌は、ブラインシュリンプという小さなエビになります。
まだ口が小さく、野生の、動く餌を食べるという赤ちゃんウーパールーパーの本能にあった餌です。
卵で売っていて、飼い主が自分で孵化させて、餌として与えます。
塩水につけて1時間程度で孵化します。
スポイトで取り、ウーパールーパーの赤ちゃんの目の前で出してやると、生きて動くブラインシュリンプをよく食べます。
まとめ
子供のウーパールーパーは、毎日餌を与えます。
水質を汚さないように、食べ残さない程度にします。
餌は、タブレット、赤虫などを、酒類を変えて、栄養が偏らないようにします。
食べない時は、数日餌を与えず、それから口に合った大きさの餌を、目の前で揺らして与えます。
動く餌に反応するという野生の本能で、餌に食いつきます。
今のあなたにおすすめの記事