ウーパールーパーを飼育する際に、悩むのが底砂の必要性です。
飼い始めてビックリするのが、水槽の底で動かないことがあります。
水槽の底に関連する話を2つ進めていきたいと思います。
ウーパールーパーの水槽に底砂を敷く必要はあるの?
結論を言いますと、絶対に敷く必要はないけれど、敷いた方が得られるメリットが大きいです。
ウーパールーパーは底砂を食べたり、舐めたりすることによってミネラル分を補給するという説もあります。
砂を食べたりすることで、消化を促進できる可能性が考えられます。
砂肝はニワトリの胃の一部で、正確には「砂嚢(さのう)」と言います。
鳥には食べ物をすりつぶす歯がなく、人間の胃液のような消化液の分泌が少ないので、この砂囊が必要です。
砂囊は、消化液で溶かしきれなかった食べ物を中に取り込んだ砂を使ってもみ砕く役目を持ってます。
そのために鳥は定期的に砂を食べて、砂囊の中に常に砂がある状態にしています。
底砂がこれと同様な働きをしているのではという説もあります。
また、底砂を敷いておくことで、水質が酸性に傾くのを防ぐ役割もあります。
両生類はアンモニアをそのまま排出するので、水槽の中で濃度が高まり、水質の悪化を招いてしまいます。
しかし、底砂を入れておくと、それを少しでも遅らせることができます。
ウーパールーパーが水槽の底で動かないのは?
よく動き回っていたウーパールーパーの動きが鈍くなると心配になりますよね。
幼生の頃に浮いていたウーパールーパーは、大きくなるにつれてあまり動かなくなります。
飼っているうちにエラをなびかせる姿が見られなくなってくるのは、それが理由のことも少なくありません。
あるいは、水質が悪化していることも考えられます。
最近、いつ水を換えたか思い出してみてください。
特別に食欲がなかったり、便が出ていなかったり、便の色がおかしいと言う場合は対処が必要です。
餌を与えて、しっかり食べてくれるのであれば、ほとんど問題はありません。
まとめ
水槽に底砂を敷く必要はありませんが、敷いても得られるメリットはあることが分かりました。
また、水槽の底でウーパールーパーが動かないのは、外傷や皮膚に変化がなければ問題ありません。
ただし、水槽の水換えを怠っていた場合は、すぐに水を換えてあげてください。
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