ウーパールーパーの単独飼育だけでは物寂しいと思ったことはありませんか?

そこで、金魚とウーパールーパーの混泳をテーマに話していきたいと思います。

ウーパールーパーと金魚は混泳に向いているの?

あまり混泳に向いているとは言えません。

おすすめ度30%の理由は4つあります。

第1に、過ごしやすい水温が似ているからです。

ウーパールーパーは25℃前後が過ごしやすいと言われています。

一方、金魚は15℃から25℃くらいが適しています。

第2に、お互いの最適な水質が近いことが挙げられます。 

ウーパールーパーは中性から弱酸性の環境が適していますが、金魚も似たような水質を好みます。

第3に、ウーパールーパーが金魚を捕食してしまう可能性があります。 

野生のウーパールーパーは肉食で、自分よりも小さな魚などを食べて生きています。

ですから、メダカをエサとして認識し、襲うことは充分に考えられます。

第4に、金魚がウーパールーパー外鰓をエサと勘違いするおそれがあります。 

外鰓は赤い色をしているので、イトミミズなどの生き餌と勘違いをして食べてしまうかもしれません。

以上のことから、ウーパールーパーと金魚の混泳は向いていないと言えます。

ウーパールーパー 外鰓 金魚

ウーパールーパーの外鰓の秘密は?

片側3本ずつ計6本、赤いヒダヒダ(種類により色は異なる)が付いており、ここから酸素を取り込んでいます。

両生類なので、肺呼吸もします。 時々水面まで上がり、呼吸するのも可愛いしぐさの1つです。

反射的に激しく暴れたり、狭い場所に入り込んだり、また他のウーパールーパーに噛まれたりすることもあります。

ですから、横に出ている外鰓は傷付きやすいようです。

怪我や水質悪化による水カビ病などの発病は、ここから発病することが多いので、発見するのも簡単です。

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まとめ

ウーパールーパーと金魚をともに飼育するのは難しいことが分かりました。

適温や暮らしやすい水質は似ていますが、ある場面においては捕食の関係になる可能性が高くなるからです。

外鰓には酸素を取り込む以外にも、病気のシグナルを教えてくれます。

 

 

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