ウーパールーパーを飼育していて困るのは、想定外のことが起こった場合の対処法です。
何かを誤飲したり、怪我したりすることがあるかもしれません。
そんな時にどのように対処すればいいのかをテーマに、話を進めていきたいと思います。
ウーパールーパーが誤飲した時の対処法は?
ウーパールーパーの誤飲でよく見られるのが、底砂を食べてしまうことです。
砂を食べるのは、ミネラルを補っているという考えもあります。
実際に飼育されていて、このような経験をされた方の話では、
数ヶ月、砂混じりの糞をし、体調に問題はみられなかったそうです。
砂が体から排出されれば、それほど心配することはないと言えます。
ですから、砂を飲み込んだからと言って大慌てする必要はありません。
あまりにも大きなものを飲み込んでしまったり、1週間以上自然に排出しない場合は開腹手術が必要となります。
気になるようでしたら、底砂を敷かないベアタンク」という方法に切り換えてみるのもいいかもしれません。
ウーパールーパーが怪我した時の対処法は?
まず、水槽内にウーパールーパーの体を傷つけるようなものがないかをすぐに確認してください。
もし、そのようなものがあれば水槽の中から取り出しましょう。
次に、ウーパールーパーの体を観察し、出血がないかどうかを確かめましょう。
出血の量がひどい場合は、次の3つの方法で止血を行いましょう。
1つ目は、犬や猫用の「クイックストップ」という止血剤(パウダー状の物)を使います。
水槽からウーパールーパーを取り出し、医療用のゴム手袋をはめて患部に止血剤を広げていきます。
2つ目は、圧迫止血で、出血している個所をしばらくぎゅっと押さえておきましょう。
圧迫止血を行う際も、二次感染防止のためゴム手袋をはめて行いましょう。
3つ目は、水槽からウーパールーパーを引き上げ、出血部分に瞬間接着剤を付けましょう。
止血後に接着剤は自然に剥がれ落ちるので、心配は必要ありません。
最後に、二次感染を防ぐために水槽の水をこまめに換えるようにしましょう。
まとめ
ウーパールーパーの誤飲で多いのは底砂ですが、それほど心配することはありません。
怪我をした際は、まず怪我の原因を特定することが先決です。
それから出血の具合に応じて、手当を行いましょう。
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