人に訴える生き物の魅力的な部分と言えば、「目」をおいて他にはありません。
ウーパールーパーもいろんな目のタイプがあり、それぞれ個性があります。
ウーパールーパーの目の色に注目し、赤い目の色をテーマにして、話を進めていきたいと思います。
ウーパールーパーの目の色、3種類について
目のタイプは、白目、赤目、黒目と3つあります。
それを決めているのは目の色素と金環と呼ばれるものの組み合わせです。
この金環、よく見ると固体によっても幅や発色の程度が違うので何かしらの遺伝要素があるのかもしれません。
ブラックに金環をもつものはいません。
ゴールデンは、すべて金環をもっているので幼生期の選別の一つとしても利用できます。
ちなみに「白目」はメラニンが沈着しなかったことで生じます。
「赤目」は色素自体がそもそもなく、金環もないので血液の赤が浮き出て赤く見えるものです。
ゴールデンは、白の環がくるりと目を縁取っています。
ウーパールーパーの動く膜が赤い色になったら?
ウーパールーパーの顔の周りを豪華に見せている、ふさふさでユラユラと動く膜があります。
それは、ウーパールーパーのエラです。
このエラが赤い斑点が見られたら、注意をした方がいいかもしれません。
ウーパールーパーの赤い斑点が、いくつかではなく、体全体に見られることがあります。
この場合は、体の中で感染症が拡大して、体のあちこちで炎症が起きている可能性があります。
この赤い斑点は、放置してはいけない状態のサインです。
もし、多頭飼いをしているなら、感染したウーパーは、隔離しましょう。
別に容器で飼い、水槽の水はすべて入れ換える必要があります。
このような細菌は、1匹のウーパールーパーから、水中を伝って、他の個体へと伝染する可能性があります。
赤い斑点が体全体に広がることなく、一部にだけ見られるような場合は、内出血だと考えられます。
時間の経過とともに回復していきますので、それほど心配することはありません。
まとめ
赤い目になるのは色素がなく、皮膚の下にある血液が透けて見えているからです。
ウーパールーパーのエラが赤くなるのは、病気の場合と内出血の場合が考えられます。
赤い斑点の拡大の範囲によって判別することができます。
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