ウーパールーパーの特徴的な部分、トレードマークと言えば、顔周りのエラです。
そんな自慢のエラに異変が起こったら、いったいどうします?
そこで今回は、ウーパールーパーのエラに関する異変について紹介したいと思います。
ウーパールーパーのエラの変化は?カビが生えたら?
ウーパールーパーのエラから血色がなくなり、色が黒から白に変わると、水質汚染がひどくなっていると考えられます。
このままにしておくと危ないので、必ず水槽の水を換えてください。
この場合は通常の水換えとは異なり、古い水は残さずに、すべての水を捨ててください。
新しい水を入れるときのポイントをいくつか紹介します。
まず、水槽に入れる水は、事前に直射日光に数時間あててカルキ抜きを行ってください。
次に、水の量ですが、水槽の底から5㎝程度でも生きてはいけますが、多頭飼いであれば不十分です。
できれば、水槽の上部あたりまで水を入れてあげるといいでしょう。
水の量が多いということは、それだけ水槽内に溶けている酸素の量も多いといういうことになります。
これに関して、ウーパールーパー1匹につき45㎝から60㎝の水槽が必要だと言われています。
酸素の量が多いと、水をきれいな状態に保ってくれる微生物の働きも良くなります。
水カビ病は、傷や他の寄生虫によって傷ついた場所に菌が発症します。
やがて、菌は外観に綿毛状の菌糸体をつくり、炎症を発生させます。
ときには、自慢のエラが溶けてしまうこともあります。
これらの症状が見られたら、塩水浴をさせましょう。
塩分濃度2%~3%程度の食塩水(1Lの水に対して塩20g~30g程度)で行いましょう。
10分~15分を1回とし、1日に2回~3回くらいの頻度で塩水浴をするといいでしょう。
まとめ
ウーパールーパーのエラに現われる変化に気を付けていれば、心配することはありません。
日頃から水質の管理に注意していれば、未然に防ぐことができそうです。
もし感染症による変化であれば、塩水浴を行ってあげましょう。
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