一般的にウーパールーパーには再生能力があることで知られています。
では、エラや血管に欠損が生じた場合はどうなのでしょうか？
どのような対処をすれば、いいのでしょうか？
ウーパールーパーの再生にまつわる話をテーマに話していきたいと思います。
ウーパールーパーのエラや血管は再生するの？
単独飼育の場合、水槽に入れているものでエラを傷つけてしまうこともあります。
多頭飼育の場合、じゃれているうちに片方のエラをパクリと食べてしまうこともあります。
エラが欠損した場合、そのままで元に戻ることはないのでしょうか？
大丈夫です、時間はかかりますがきちんと再生します。
患部に細菌が入って二次感染することを防ぐために、グリーンFゴールドなどで薬浴を行います。
実際に治療を経験された人の話によると、3週間で治療の効果が出始めます。
完全に回復するには、約5ヶ月もの時間を必要とするそうです。
ウーパールーパーは顔の横に大きな血管を持っています。
エラの付け根近くに血管があり、エラが小さくなるなどで、血管が露出してしまう場合があります。
小さな血管が傷ついて出血した場合は、自力で止血をできるようになっています。
しかし、エラにある血管のように大きな血管が傷ついてしまうと、大量に出血してしまい大変です。
そんな時は、次の3つの方法で止血してください。
素手ではなく、医療用のゴム手袋をはめて、きちんとした処置を行ってください。
1つ目は、犬や猫用の「クイックストップ」という止血剤（パウダー状の物）を使う方法です。
2つ目は、水中に手を入れ、しばらく出血している部分をぎゅっと抑えるやり方です。
3つ目は、水槽から引き上げ、出血部分に瞬間接着剤を付ける手段もあります。
まとめ
ウーパールーパーのエラが欠損しても、回復することが分かりました。
ただし、二次感染症を予防するための薬浴と長期間の療養を必要とします。
また、破けた血管が再生することはありませんので、しっかりと止血を行ってください。
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