ウーパールーパーの病気は皮膚の表面に現れることが多く見られます。
突然、綿埃のようなものが皮膚に付着してしまったら?
何の前触れもなく、皮膚が剥がれ落ちてきてしまったら?
これらの症状をテーマにして話を進めていきたいと思います。
ウーパールーパーが水カビに…症状は?
水カビ病の原因は、真菌という常在菌によって引き起こされます。
常在菌というのは、どこにでも存在する菌のことで、つまり、真菌を根絶するというのは不可能です。
通常、ウーパールーパーは、水カビ病のような病気にはかかりません。
しかし、次のような場合には水カビ病に発症する可能性が高くなります。
水槽の水換えを怠って水質がとても悪くなっているときです。
また、ウーパールーパー自体が、免疫力を低下させていると真菌のような弱い菌にも感染してしまうことがあります。
水カビ病の初期に見られることですが、エラに付着した綿埃のようなものが特徴的です。
日頃の水質管理をきちんと行っていけば、未然に防ぐことができそうですね。
ウーパールーパーがツボカビに…症状は?
ツボカビとは、両生類に発症するカビの一種であり、発症すると亡くなることもある危険な病気です。
その症状には3つの特徴が見られます。
初期には、ウーパールーパーの食欲不振が目立つようになります。
だんだんと症状が進むと、皮膚の剥がれおちが目を引くくらいのものになってきます。
もう1つは、いつも口を開けたままの状態が続きます。
発症してから1週間で亡くなることもあるほど、恐ろしい病気です。
このような症状が見られた場合は、水槽で飼っている場合は隔離するとともに、水槽を綺麗に消毒する必要があります。
ツボカビを発症しても、両生類を対応している動物病院に行けば治療することができます。
まとめ
ウーパールーパーの体調を知るには、皮膚の表面に注意して見ることが大切だと分かりました。
水カビは水質管理をきちんと行うことで防ぐことができ、それほど心配することはありません。
ツボカビの発症が見られた場合は、すぐに動物病院へ行きましょう。
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