ウーパールーパーの卵が孵化し、いよいよ本格的な飼育が必要となる時期になる頃です。
さて、そんな時にウーパールーパーの成長過程について知っていると困ることはありませんね。
そこで今回は、ウーパールーパーの幼体の秘密について少しずつ説明していきます。
ウーパールーパーの幼体!エラはいつ生えるの?
水草に産卵されてから、なんと約2週間で孵化します。
ウーパールーパーは、卵から孵化しても、3日目までは、餌を食べません。
メダカのように、お腹に栄養が詰まった丸い袋を持っているからです。
それを使いきった頃から、餌を食べ始めます。
最初は、足もエラもないので、まるでオタマジャクシのようです。
生後20日前後で、ウーパールーパーは、まず前足が生えてきます。
同じ時期に、トレードマークであるひらひらしたエラが生え始めます。
後ろ足は、生後50日を超える頃には生えてきます。
生後、70日を経過する頃には、体長は7センチを超えます。
見この頃になると、見た目は、まったく大人のウーパールーパーと変わらなくなります。
ただし、成長速度には個体差が見られます。
水槽が小さすぎると、大きくならないこともあります。
成体とされる20センチになるのに半年ほどとスピードが早いです。
動かないウーパールーパーの幼体は?
考えらえる原因は、3つあります。
まず、水槽の水質が悪化したことです。
水槽に入れる水は、カルキ抜きをした水道水を使うようにしましょう。
こんなことはないでしょうか、水槽の水の量は足りているでしょうか?
溶存酸素量が少なくて、ウーパールーパーが息苦しいかもしれません。
目に見えない大きさの微生物が水質をきれいにしてくれていますが、酸素が足りないとうまく機能しません。
次に、環境が変化したことによるストレスです。
水槽のレイアウトを変えたり、直射日光の当たる場所に置いたり、など小さな変化はありませんか?
とても敏感な生き物ですので、どんなに小さなことでも精神的なダメージを受けやすいです。
最後に、感染症の疑いです。
これは明らかに体色や皮膚の表面全体に大きな変化が見られます。
例えば、赤い斑点が体全体に現われたり、白い綿毛のようなものが現れたりします。
こういった場合は、塩浴を行うことで症状が改善することがあります。
幼体ですので、濃度は0.1%から0.2%くらいにしておきましょう。
まとめ
ウーパールーパーの成長速度は速く、孵化して1ヶ月も経たないうちに、エラが生えてきます。
そして、驚くことにおよそ半年で成体になります。
ウーパールーパーが動かない原因は3つあり、1つ1つ確認することが大切です。
今のあなたにおすすめの記事