今回は、ウーパールーパーが病気になった時の対処法をお教えします。そして、水カビを放っておくとウーパールーパーのエラがどうなってしまうのかを紹介します。
ウーパールーパーが病気になった時の対処法って何なの?
ウーパールーパーにも病気はたくさんあります。ですが、対処法もそれなりにあります。その対処法を紹介していきます。
ウーパールーパーの病気の対処法としては、
・水槽を低温にする(10℃〜15℃が望ましい。)
・経口薬物投与(口から固形やカプセルの飲み薬を与えてあげること。)
・薬物注射(ウーパールーパーの場合は獣医の資格がなくてもできます。)
・薬浴(お薬を水槽に溶かしてあげる方法です。)
・塩浴(淡水生物に対して濃すぎないレベルで水槽の塩分濃度を上げてあげます。消毒の意味合いです。)
たいていの場合は、水槽を低温にする(10℃〜15℃が望ましい。)ことだけは必ずしてあげてください。ほとんどの症状に対して効果がある方法です。
特に、出血の対処に関しては、出血のレベルを下げると同時に、再生能力まで高めるベストな方法です。
薬剤はペットショップか薬局をあたってください。場合によってはネットショップでも購入できるかもしれません。それでもダメなら、ウーパールーパーを見てくれる獣医さんをあたってください。
口からお薬を与えてあげられないほどウーパールーパーが弱っていたら、迷わず薬物注射、薬浴や塩浴をさせてあげましょう。いずれの処置にしても、迅速さが肝心です。
塩浴の場合、塩分濃度は0.2〜0.3%がベストです。
薬物注射は最もダイレクトで迅速な対処法になりますが、刺激でウーパールーパーが暴れてしまうことを考えると慣れていない方にはあまりオススメできない方法かもしれません。
よくある病気、水カビ。これを放っておくと特にエラはどうなっちゃうの?
ウーパールーパーの病気の1つ、水カビ。
これはざっくり言うと、エラに白いホコリのようなものができる病気です。この病気は水質管理がしっかりしていたり、ウーパールーパーが健康な状態を保っていればかかり得ない病気です。
治療を怠ると衰弱がひどくなります。エラに関しては取れたり、最悪壊死したりします。ちゃんと治療してあげましょう。
さて、その治療法なんですが、他の病気とは違う特殊な方法です。
それは、カビ撃退のために水温を20〜22℃に保つという方法です。ウーパールーパーの再生能力が高まる水温は、カビにとっても好都合なんですね。だからウーパールーパーが極力弱らない温度でカビを撃退する方法をとる必要があるんですね。
それに、場合によっては、塩浴や薬浴をさせてあげる必要があります。臨機応変に対応してあげてください。
まとめ
もう一度言いますが、たいていの場合は水温を10℃〜15℃にするのがベストですが、水カビなどのカビが原因の場合は20℃〜22℃がベストです。ちゃんと覚えて、いざという時にちゃんとした対処をしてあげましょう。
今のあなたにおすすめの記事