今回は、ウーパールーパーの病気の特徴を紹介!ウーパールーパーの医療知識を整理しましょう。また、白い斑点が出たり痩せたりする謎を解き明かします。

病気を種類別に整理する

大抵の場合は水温や水質をしっかり管理すればウーパールーパーは快方に向かいます。

しかし、水カビや寄生虫の場合はウーパールーパーと同じく低温を好むので、それらを取り除いてあげた後に、水温や水質をしっかりと管理してあげ、場合によっては薬浴や塩浴でウーパールーパー自体を消毒してあげたり、水槽自体を熱湯と塩素で殺菌するといった処置が必要な場合もあります。

また、出血が止まらない場合は、医療用のものが望ましいですが、ないならば、普通のゴム手袋でウーパールーパーをやさしくつかんであげ、タオルなどで拭かないようにして、傷口を犬や猫用の止血剤で処置するか、瞬間接着剤(後でポロッと取れます)で処置してあげてください。

ただ、瞬間接着剤がウーパールーパーのエラや目、口にくっつかないようにしてあげましょう。そうともなれば死活問題です。

ですから、止血剤の備えがあるのが望ましいです。ペットショップや薬局、ネットショップで手に入りますが、手に入らなかったり、入手に手こずるようだったら獣医さんをあたってください。

ウーパールーパー 病気 種類 白い斑点 痩せる

続いて、一括りにはできなかったり、重要な処置だったりする方法を述べていきます。

塩浴や薬浴が必要な場合

・病気と名のつくものが軽度ではない時

・斑点や変色など、病原性のものが原因と疑われる時(むくみ、水ぶくれ、潰瘍ができる、下痢、重度の便秘、重度の腹部の膨れを含む)

水槽の熱と塩素による大掛かりな殺菌(水槽自体の消毒)が必要(もちろんウーパールーパーは隔離してください)

・ツボカビによる病気(一番厄介。窒死率がほぼ9割。)

・病原性の病気が重度の時

固有の対処方法がある

・ぷかぷか病(浮いてしまう病気)
…餌を与えず、胃や腸内のガスが抜けるまでウーパールーパーが過ごしやすい環境を作ってあげる。(快適な水温を保つ、水換えをこまめにする、環境変化などによるストレスをかけない)

・便秘
…ストレスをかけない、場合によっては薬を投与する。

・腹部の膨れ
…ぷかぷか病や便秘が視認できる状態なので、便秘やぷかぷか病の対処法をとること。

・異常なほど動かない
…病気や外傷の兆候を調べましょう。問題なければ、念のため水質や水温を整えてあげましょう。また、栄養状態が良くない恐れがあるので、人工ではない餌をあげましょう。それでも改善されないならウーパールーパーを見てくれる獣医さんをあたってください。

・暴れる
…おそらくかなりストレスがかかっています。水質や水温を整えてあげましょう。それから人工ではない餌をあげましょう。

・イボができる
…お年寄りのイボであることもあります。潰瘍や赤いイボでなければ放っておいて問題ないです。赤いイボができた場合は水槽の水を多くして、水質や水温の管理を徹底してください。

・痙攣
…大抵はストレスや栄養失調によるものです。水質や水温を整えて、人工ではない餌をあげましょう。それでも解決しない時はウーパールーパーを見てくれる獣医さんのところに直行です。

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白い斑点が出たり、痩せちゃったりすることについて

・白い斑点
…カビ系の病気の恐れがあります。ストレスが原因で弱ったとも考えられるので治療とストレス緩和の両方を行ってください。

・痩せてしまう
…衰弱しています。飢えている以前に病気や怪我の恐れがあるので、適切な処置をしてあげてください。

まとめ

今回も病気について掘り下げていきましたが、他の動物に比べると楽ですが、ウーパールーパーを飼うのも楽ではないです。責任を持って飼ってあげましょう。

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