今回は、ウーパールーパーの病気とその症状を簡単に紹介していきます。また、水棲生物であるウーパールーパー出血の対処法について触れていきます。

ウーパールーパーの病気の種類とその症状とは?

ウーパールーパーの病気の種類としては、

・出血
・むくみ、水ぶくれ
・エラの病気
・水カビによる病気
・ぷかぷか病(浮いてしまう病気)
・便秘
・下痢
・寄生虫
・嘔吐
・脱腸、脱肛
・ツボカビによる病気
・粘膜、皮膚の剥離
・腹部の膨れ
・黒や赤の斑点が出る
・異常なほど動かない
・暴れる
・イボができる
・熱中症
・痙攣
・白点病(白いできものが身体中にできる)
・レッドレッグ病(足が赤くなる)

などがあり、これに外傷の類を加えればもっと数が増えます。

たいていの病気(特に怪我)はウーパールーパー持ち前の再生能力を活かせる環境においてあげれば何とかなってしまうのですが、飼い主が処置をしてあげないとそのまま弱って死んでしまう場合もあります。

ウーパールーパー 病気 症状 赤い 出血

水棲生物であるウーパールーパーが出血した時の対処法は?

わずかな出血なら、水槽の温度を10°C〜15°C程度に保ってあげれば血は止まるのですが、いくら、ウーパールーパーの再生能力が高いとはいえ、水中でそれなりの規模で出血してしまえば怪我の程度によっては血が止まりません。

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では、どうすればいいのか。そうした緊急を要する時の止血法は幾つかあります。

その際、ウーパールーパーを水槽から出す時には、医療用のゴム手袋(なければ普通のゴム手袋でもいいです)を使用し、ウーパールーパーを強く握らないように、体温を伝えないように、水槽から出した後は体をタオルなどで拭いたりしないようにしましょう。ウーパールーパーの粘膜をダメにしてしまったり、弱らせてしまったりと、かえって可哀想な目に合わせてしまうことになります。

それでは、ウーパールーパーの止血法を順に紹介していきます。

まず、陸揚げしたあと、出血がしばらくして止まるようであればそれが一番ベストです。血が止まったら水槽の温度を10°C〜15°C程度に保ってあげ、安静にさせてあげましょう

次に、それでも出血が止まらない場合です。この場合は、犬や猫用の粉末止血剤を使ってあげるか、瞬間接着剤を使ってあげるかのどちらかで対処することになります

止血剤を使ってあげるのが望ましいです。瞬間接着剤はしばらくすればポロっと取れるのですが、患部がエラであれば処置に失敗すると窒息や失明、口が使えなくなるなど、かなりリスクが高いです。

また、手足やエラがちぎれてしまった場合、それを瞬間接着剤で処置するとその後の再生が望めない恐れがあります。

もしもの時に備えて、止血剤を常備しておいてあげましょう。

まとめ

もしもの時は私たち人間だけではなく、のんびり屋さんのウーパールーパーにもあります。大切な家族を失ってしまわないように、日頃から知識と道具を備えておくよう心がけましょう。

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