ウーパールーパーの食欲はあるのに、なかなか糞が排出されないことはありませんか?
どうしてこんなことが起こってしまうのでしょう?
ウーパールーパーの食事と糞にまつわる話を、少し紹介していきたいと思います。
ウーパールーパーの食べる量はどれくらい?
ウーパールーパーは体の大きさによって食べられる餌が異なります。
また、個体によって好みの餌も違うので、飼育しているウーパールーパーに合った餌を与えるようにしましょう。
ウーパールーパーの餌の与え方はピンセットやスポイトで口元に落として与えると食べてくれます
ウーパールーパーが孵化したころは、ブラインシュリンプを与えてください。
ブラインシュリンプとは、アルテミヤ・サリーナという塩水に住むエビの仲間です。
世界中の塩水湖、塩水池に広く生息する小さな甲殻類です。
驚くことに乾燥した状態からわずか24時間程で孵化し、しかも栄養価の高い餌なのです。
体長2㎝くらいになったら、冷凍ブラインシュリンプやミジンコをあげるようにしましょう。
体長4㎝くらいになったら冷凍赤虫を、体長5㎝以上になったら乾燥イトミミズを与えましょう。
10㎝以上になれば、市販のキョーリンひかりクレストキャットなどを使いましょう。
幼生の頃は週に3日くらい、成育してからは週に1日、餌を与えるようにしてください。
ウーパールーパーの糞が出ない理由は?
ウーパールーパーは、消化の速度がとても遅いです。
そのため、餌を与え過ぎると消化不良を起こし、便秘になってしまいます。
場合によっては、それ以上にひどい状態になることも…それは内臓疾患です。
ウーパールーパーが内臓疾患になるとお尻からの出血が見られます。
内臓疾患になった場合、体内での異常であるため、飼い主自身の力では解決することは非常に難しいです。
そのため、餌を与え過ぎたと感じ、お尻から出血が見られた場合には、すぐに病院で診察をしてもらいましょう。
このように内臓疾患になると飼い主の手に負えなくなってしまいます。
そうなる前に、餌の与え方などをしっかりと見直し、ウーパールーパーに最適な餌やりを行いましょう。
野生で暮らすウーパールーパーは、何も食べずに1ヶ月も生きていくことができます。
まとめ
ウーパールーパーは、成長段階に応じて餌を変える必要があり、成育すれば週に1度を目安に与えましょう。
ウーパールーパーが便秘になるのは、餌の与え過ぎが原因です。
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