あの特徴的なヒラヒラした耳周りのエラを動かすのを目にしたことはありませんか?
あのヒレは、いったいどんな働きをしているのでしょうか?
そこで今回は、ウーパールーパーのエラの謎に迫りたいと思います。
ウーパールーパーの耳周りにあるエラの特徴は?
ウーパールーパーは基本、エラ呼吸をしています。
そのエラはウーパールーパーの耳の周りについているヒラヒラしたものです。
しかし、いろんな原因でエラが小さくなっていくことがあります。
まず、水を換えずに水質が悪化するなどして、水中の亜硝酸が多くなるとエラが溶けていき小さくなってしまいます。
この場合は水を換えて上げ、水中にバクテリアを増やすようにしましょう。
次に、水中の酸素が少なくなった場合、ウーパールーパーは水面に顔を出し肺で呼吸をします。
その状態が続くと、エラ呼吸に頼らなくなってしまうため、エラのフサフサが小さくなります。
そのほかにも、別の個体と混泳させている時に噛まれるなどして、ちぎれてしまうこともあります。
このようにエラが小さくなってしまった場合でも、環境を整えてあげることで再生します。
耳周りのエラをウーパールーパーが動かす理由は?
前の内容と重なるところもありますが、これは溶存酸素量が少ないことを意味しています。
水中の酸素は、さまざまなことで減少していきます。
水温が上昇したり、水質が悪化し、バクテリアの活動が鈍くなったりと。
エラを動かすことによって、少しでも多くの酸素を取り込もうとしているのです。
と同時に、飼い主は水質のチェックをすぐに行わなければなりません。
ウーパールーパーなどの両生類はアンモニアをそのまま排出するため、水質の悪化を招きやすいです。
ですから、水槽内に糞やゴミなどがない見た目にはきれいな状態であっても、水質は悪いことが考えられます。
まとめ
ウーパールーパーの耳周りのエラには、酸素を供給する大切な役割があることが分かりました。
エラを動かす理由は、酸素不足を解消するためです。
日頃から水槽内の水質を点検し、きれいな状態に保っておくと酸素不足を防ぐことができます。
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