ウーパールーパーは皮膚が薄いのが特徴の1つです。
腹部が黒く見えたりすることがありますが、異常はないのでしょうか?
際限なく食べますが、内臓が破裂することはないのでしょうか?
これら2つをテーマにして話を進めていきたいと思います。
ウーパールーパーの体の構造!内臓が黒いのは?
ウーパールーパーは、皮膚の色素が薄いので胃に入った内容物が透けて見えることがあります。
お腹のあたりが黒く見えるのは、病気ではないので、特に心配することはありません。
また、ウーパールーパーは、食べ物を消化するのに長い時間がかかります。
ですから、腹部が黒くなっていても、慌てて赤虫などの生餌を与えるようなことは控えてください。
むしろ、餌を与えるのをしばらく中断することをおすすめします。
野生のウーパールーパーは、1ヶ月もの間何も食べなくても生きていけます。
餌を控えるようなことで、ウーパールーパーが亡くなったりすることはありませんので安心してください。
ウーパールーパーの体の構造!餌を食べ過ぎて内臓が破裂することはあるの?
結論を言いますと、あり得ません。
なぜなら、食べ過ぎると自ら食べようとしなくなるからです。
では、なぜ食べ過ぎてしまうのでしょうか?
ウーパールーパーをはじめとする両生類の眼は、「動いているモノしか見えない」と言われています。
動かない障害物をなぜ避けることができるのかという疑問が生じます。
それは身体全体が動いて(移動して)いる時には、静止している障害物も網膜上で動いているからです。
動かないエサを与えるときに、目の前でエサを動かすと食べるのは、両生類が「動くモノしか見えない」からです。
両生類の水晶体は、それ体自体を前後に動かして焦点を合わせています。
近くを見るときは水晶体自体を前の方に動かし、遠くを見るときは後ろに動かして焦点を合わせるわけです。
ですから、必要以上に食べてしまうことがあるのです。
まとめ
ウーパールーパーは皮膚が薄いので、胃の内容物が透けて黒く見えることがあります。
ウーパールーパーは動くものに対して反応するため、つい食べ過ぎてしまうことがあります。
しかし、食べ過ぎると言っても破裂するまで食べることはありません。
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