ウーパールーパーは、体の表面に病気のサインが現れます。
腹部が黒くなったり、白くなっていたら、ビックリしますよね。
今回は、ウーパールーパーの腹部の色に現われるサインについて紹介していきたいと思います。
ウーパールーパーのお腹のあたりが黒いのは？
ウーパールーパーは、皮膚の色素が薄いので胃に入った内容物が透けて見えることがあります。
お腹のあたりが黒く見えるのは、病気ではないので、特に心配することはありません。
また、ウーパールーパーは、食べ物を消化するのに長い時間がかかります。
ですから、腹部が黒くなっていても、慌てて赤虫などの生餌を与えるようなことは控えてください。
むしろ、餌を与えるのをしばらく中断することをおすすめします。
野生のウーパールーパーは、１ヶ月もの間何も食べなくても生きていけます。
餌を控えるようなことで、ウーパールーパーが亡くなったりすることはありませんので安心してください。
ウーパールーパーのお腹のあたりが白いのは？
ウーパールーパーの腹部に白い点々が見られることがありますが、それほど心配することはありません。
成長するにしたがって、現れた体の模様だと考えられます。
ウーパールーパーは、隔世遺伝により親の形質とは異なったものを受け継ぐことが珍しくありません。
あるいは、白点病というウオノカイセンチュウの寄生によって発症する病気にかかっているのかもしれません。
白点病はそもそも伝染する病気ではなく、体調を崩した水生生物に寄生するものと言われています。
また、白点病の原因となって寄生する虫は、実際にはすべての水槽に常時潜伏しているものなのです。
そのため、飼育環境下において不備が生じていると、その影響を受けて体調を崩した個体は発症してしまいます。
水槽内での飼育は自然界とは異なり、限られたスペースでできる限り自然界の環境に近づけなければなりません。
その１つが水質の維持であり、濾過槽の構築になります。
まとめ
ウーパールーパーの腹部が黒く見えるのは、胃の内容物が透けて見えるからです。
ウーパールーパーの腹部に白い斑点が見られる場合は、体の模様と白点病の２つの可能性が考えられます。
病気にかかっている場合は食欲をなくしたり、元気がなかったりするのですぐに判別できます。
また、水槽の水をきれいな状態に保つことが最も大切です。
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