ウーパールーパーは環境の変化にとても敏感な生き物です。
ですから、いろんな要因が重なって便秘になったり、下痢をしたりすることがあります。
そこで今回は、ウーパールーパーの便秘と下痢をテーマにして話を進めていきたいと思います。
ウーパールーパーが便秘や下痢になる原因は?
便秘にも、下痢にも共通して考えられる大きな原因は、餌の与え過ぎです。
ウーパールーパーは、胃腸の働きが弱く、餌を消化するのに時間がかかります。
しかし、目があまり良くないため与えられた餌はすべて食べてしまいます。
ですから、知らぬ間に食べ過ぎていることがあるのです。
ウーパールーパーの食事の摂取量を計算して食事を与えることが必要にです。
ウーパールーパーの餌は基本的に3日~5日に1度で充分です。
頭の1/2~1/3くらいを与えるくらいで問題ありません。
次に、共通して見られる原因は、水質の悪化です。
水質が酸性に傾き、ウーパールーパーが体調を崩し、それが腸の働きにまで影響を与えたと考えらえます。
ウーパールーパーの便秘や下痢を治療するには?
どちらの場合も水質をきれいな状態に保つために、水換えをしっかりとおこないましょう。
下痢の場合は、腸を休めるために餌やりを中止することが必要です。
野生の個体は1ヶ月もの間、何も食べずに生きていくことができます。
ですから、それほど心配することはありません。
ただし、白い斑点が見られたり、動きがおかしかったりする場合は、動物病院を受診することをおすすめします。
また、糞の色、形、頻度、期間も記録を取っておくと、原因がわかり治療に役立ちます。
便秘の場合は、腸内の水分を増やすために生き餌を与えるようにしましょう。
特に、おすすめしたいのは冷凍の赤虫です。
冷凍庫で長期保存をすることができ、殺菌・滅菌も済んでいるものも多く、ビタミンを配合しているものまであります。
まとめ
ウーパールーパーが下痢や便秘になる原因の多くは、水質の悪化や食べ過ぎであることが分かりました。
飼い主の心がけ1つで防ぐことができるので、水換えと餌やりはしっかり留意して行ってください。
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