ある日突然、ウーパールーパーの体の一部に異変が生じたら、誰でも驚いてしまうはずです。
なぜそうなるのか、どのように対処すればいいのかを中心に話を進めていきたいと思います。
ウーパールーパーのカビが生えるのはなぜ?手や足、口に見られる変化!
ウーパールーパーがかかる病気として、水カビ病とツボカビが挙げられます。
水カビ病の原因は、真菌という常在菌によって引き起こされます。
常在菌というのは、どこにでも存在する菌のことで、つまり、真菌を根絶するというのは不可能です。
通常、ウーパールーパーは、水カビ病のような病気にはかかりません。
しかし、次のような場合には水カビ病に発症する可能性が高くなります。
水槽の水換えを怠って水質がとても悪くなっているときです。
また、ウーパールーパー自体が、免疫力を低下させていると真菌のような弱い菌にも感染してしまうことがあります。
他の個体に傷つけられたり、自分で身体を傷つけたりしてしまったときも危険です。
水カビ病の初期に見られることですが、エラに付着した綿埃のようなものが特徴的です。
これが手や足にまで広がることもありますが、塩水浴で簡単に治療することができます。
ツボカビとは、両生類に発症するカビの一種であり、発症すると亡くなることもある危険な病気です。
その症状には2つの特徴が見られます。
まず、ウーパールーパーの食欲不振が目立つようになります。
だんだんと症状が進むと、皮膚の剥がれおちが目を引くくらいのものになってきます。
次に、いつも口を開けたままの状態が続きます。
このような症状が見られた場合は、隔離するとともに、水槽をきれいに消毒する必要があります。
ツボカビを発症しても、両生類を対応している動物病院に行けば治療することができます。
まとめ
水カビ病もツボカビも、まずは、水槽を清潔に保つと同時に、水温をしっかりと管理することが大切のようです。
ウーパールーパーの飼育に適した水温は25℃前後です。
大変ですが、日頃から水槽の観察を怠らないようにしてください。
今のあなたにおすすめの記事