飼育しているウーパールーパーが産卵したら、これほど喜ばしいことはないですね。

初めて飼われた方なら、どのように育てていけばいいのか迷われると思います。

そこで今回は、ウーパールーパーの卵について管理方法を説明していきます。

ウーパールーパーの卵の成長過程は?温度は?

冬の低水温を経験し、水温が上がり始めた時期に産卵します。

個体差はありますが、毎年メス1匹につき1~3回程、200個~600個を産卵します。

産卵は1日だけでなく、2、3日かかることも珍しくありません。

産卵を開始したら、卵を食べることのあるオスは別の容器へ移し、産卵がすべて終わったら今度はメスを取り除きます。

産卵した卵を別の容器に移すよりも、こちらの方が孵化率も高くなるそうです。
卵の水槽ですが、大きめな水槽を選び、エアーポンプと温度計を設置しましょう。

水温を一定の温度に保つと早く孵化することもあります。

そしてエアーポンプで水面に上がらないように、離れた場所に卵の付いた水草やエアレーションチューブを置きましょう。砂底や濾過装置はこの時点では必要ありません。

その代わりに水槽の水の1/3を毎日替えるようにしましょう。

ウーパールーパー 卵 成長過程 温度

形が崩れている卵、色がおかしな卵は、孵化せずに腐敗するので、すぐにピンセット等で取り除きましょう。

約2週間後に孵化し、それから数日後にはエラができ、それから10日後には1cmほどに成長します。

孵化して3日目からブラインシュリンプを、体長が3cmになったら冷凍アカムシなどを1日に1度与えましょう。

稚魚の段階では多頭飼いになるため、すべての稚魚に腹8分目くらいの餌が行きわたるようにしましょう。

あるいは、別の水槽を用意し、1つの水槽で飼育する数を減らしましょう。

孵化して20日くらい経つと前足が生えてきます。

それから約40日で後ろ足も生え、もうしっかりとしたウーパールーパーの姿になっています。

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まとめ

ウーパールーパーは産卵から約2週間で孵化し、その数日後にあの特徴的なエラができることに驚きました。

想像以上に成長過程が速く、責任をもって育てていく必要がありますね。

個体差もありますので、様子を見ながら行ってください。

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