ウーパールーパーをオスとメスで飼育していると、気になるのは卵の話です。
卵の色や孵化の方法など気になることがたくさんあると思います。
ですから、今回はウーパールーパーの卵に関するエトセトラについて話していきたいと思います。
ウーパールーパーの卵の色や特徴は?
メスがオスを刺激し、オスはこの時に精包を複数出し、それをメスが体内に受け入れ、水草などに産卵します。
冬の低水温を経験し、水温が上がり始めた時期に産卵します。
個体により産卵回数は違いますが、毎年メス1匹につき1~3回くらい、200個~600個を産卵します。
産卵は1日だけでなく、2、3日かかることも珍しくありません。
卵の色は、親の体色の影響を受け、さまざまな色が現れるようです。
オスとメスともにゴールデンの場合は、薄い黄色をしています。
リューシーとゴールデンの場合は、黒っぽい緑色をしています。
両親ともにアルビノの場合は、白色です。
しかし、隔世遺伝があるため卵の色のまま大人になるとは限りません。
ウーパールーパーの卵の飼い方!育て方!
産卵を開始したら、卵を食べることのあるオスは別の容器へ移し、産卵がすべて終わったら今度はメスを取り除きます。
産卵した卵を別の容器に移すよりも、こちらの方が孵化率も高くなるそうです。
卵の水槽ですが、大きめな水槽を選び、エアーポンプと温度計を設置しましょう。
そしてエアーポンプで水面に上がらないように、離れた場所に卵の付いた水草やエアレーションチューブを置きましょう。砂底や濾過装置はこの時点では必要ありません。
その代わりに水槽の水の1/3を毎日替えるようにしましょう。
形が崩れている卵、色がおかしな卵は、孵化せずに腐敗するので、すぐにピンセット等で取り除きましょう。
約2週間後に孵化し、それから数日後にはエラができ、それから10日後には1cmほどに成長します。
孵化して3日目からブラインシュリンプを、体長が3cmになったら冷凍アカムシなどを1日に1度与えましょう。
稚魚の段階では多頭飼いになるため、すべての稚魚に腹8分目くらいの餌が行きわたるようにしましょう。
あるいは、別の水槽を用意し、1つの水槽で飼育する数を減らしましょう。
まとめ
ウーパールーパーの卵の色は、親の体色の影響を受けるようです。
卵が孵化したら共食い対策を行った上で、飼育していきましょう。
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