飼育しているウーパールーパーが出血をしたら、ほとんどの人は驚かれると思います。
単に出血と言っても、その原因はいろいろと考えられます。
その中から2つを取り上げて、「出血」をテーマに説明していきたいと思います。
ウーパールーパーが尻尾を怪我して出血した原因は?
ウーパールーパーが出血するのは、多頭飼育による共食いが原因で起こる場合が多いです。
仲間にエラをかじられたり、足をかじられたり、尻尾をかじられたリして怪我をし、出血します。
体の小さいウーパールーパーは、わずかな出血でも大量出血になりかねません。
共食いが発生した時には、狙われた側のウーパールーパーを隔離してください。
感染症を防ぐためにメチレンブルーなどで薬浴を行い、定期的に水を換えましょう。
また、カロリーの高い生餌、コオロギ、クチボソなどを与えていきます。
ただし、様子を見ながら、過剰にならない程度に与えましょう。
ウーパールーパーに食欲があれば、怪我は自然と治っていきます。
完全に治癒するまでには、個体差がありますが、数ヵ月を要します。
ウーパールーパーの出血が内臓疾患によるものだっだら?
ウーパールーパーは餌の与え過ぎで便秘になりますが、それ以上にひどい状態になる場合もあります。
それは、胃や腸などの内臓疾患です。
ウーパールーパーは、内臓疾患になるとお尻からの出血が見られます。
内臓疾患になった場合、体内での異常であるため、飼い主の力では解決することが難しくなります。
餌を与えすぎたと感じ、お尻からの出血が見られた場合には、すぐに病院に連れていき診察をしてもらいましょう。
内臓疾患になると自力では解決できなくなってしまうので、そうなる前に、餌の与え方などに注意しましょう。
野生のウーパールーパーは、1ヶ月何も食べなくても生きていけるそうです。
ですから、過剰に餌を与えるよりも控えめに様子を見ながら、与えるようにするといいでしょう。
まとめ
ウーパールーパーが出血する原因はさまざまですが、ここで紹介したのは次の2つです。
一緒に飼育している仲間に怪我を負わされたことによるもの。
餌の食べ過ぎによって消化不良を起こしてしまった。
それぞれ適切な処置を行えば、大きな問題になることはありません。
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