飼育しているウーパールーパーが怪我をしてしまった、皮膚に異常が見られる、ということがあると思います。

そのままで大丈夫なのでしょうか?

それとも、治療をした方がいいのでしょうか?

ウーパールーパーの怪我にまつわるエトセトラについて話を進めていきたいと思います。

ウーパールーパーの怪我について

ウーパールーパーは再生能力が高いため、特に治療を行わなくともエラや足、頭などは時間が経てば元の状態に戻ります。

もっとも大切なことは、怪我をした原因を探ることです。

水槽を見渡して、傷を付ける様な物があれば取り除きましょう。

ただし、ウーパールーパーを多頭飼いしている場合に傷付けあう可能性もあります。

もし出血しているようであれば止血をし、傷が治るまで水槽の水をこまめに替えましょう。

もし出血が止まらない場合は、次の3つの方法で止血を行いましょう。

素手ではなく、医療用のゴム手袋を手にはめて行ってください。

まず、犬や猫用の「クイックストップ」という止血剤(パウダー状の物)を使う方法です。

次に、水中に手を入れ、しばらく出血している部分をぎゅっと抑えるやり方です。

最後に、水槽から引き上げ、出血部分に瞬間接着剤を付ける手段もあります。

ウーパールーパー 怪我 皮膚 水カビ

怪我したウーパールーパーが発症する水カビとは?

水カビ病の原因は、真菌という常在菌によって引き起こされます。

常在菌というのは、どこにでも存在する菌のことで、つまり、真菌をなくしてしまうことは難しいです。

通常、ウーパールーパーは、水カビ病のような病気にはかかりません。

しかし、次のような場合は発症する割合が高くなります。

水槽の水換えを怠って水質が非常に悪化しているときです。

また、ウーパールーパー自体が、免疫力を低下させているときに感染してしまうことがあります。

外傷や寄生虫によって傷ついた場所に菌が発症することも見られます。

水カビ病の特徴として、エラに付着した綿埃のようなものを見ることができます。

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まとめ

ウーパールーパーの怪我は、再生能力によって回復するので心配することはありません。

出血が止まらない場合は、上に紹介した方法で止血を行ってください。

ただし、怪我がもとで発症する水カビ病には注意が必要です。

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