ウーパールーパーの健康状態は体の表面に現われます。
もし、飼育しているウーパールーパーに次のような症状が見られたら要注意です!
体の一部が赤く腫れあがったり、赤くなっていたりしたらイカリムシの寄生を疑いましょう。
そこで今回は、イカリムシの寄生について話を進めていきたいと思います。
ウーパールーパーがイカリムシに寄生されたら…症状は?
次のような症状が見られた場合は、寄生虫の存在を疑うことが必要です。
ウーパールーパーの皮膚が腫れあがっていたり、赤くなっているなどの変化があったりした場合です。
いわゆるレッドレッグと呼ばれる症状が見られます。
ウーパールーパーに寄生する虫で、最も多いのがイカリムシです。
イカリムシに寄生されると赤く腫れあがるので、芯を探してピンセットで抜くことが必要です。
ただ気をつけなければならないのは、引き抜く際の力加減です。
イカリムシの頭は木の根のようにウーパールーパーの体にしっかりと食い込んでいます。
引き抜いたときに周辺の組織までひきちぎられることで、ウーパールーパーにダメージを与えかねません。
特に心臓のあたりやエラ、内蔵に寄生されている場合は慎重に行いましょう。
抜き取った後は、しっかりと患部の消毒を行うことが大切です。
ちなみにイカリムシは150個から250個の卵を生み、1日から2日で孵化します。
1匹のメスは生涯で10回以上産卵し、産卵した総計は5,000を越すと言われています。
これが繁殖してしまうと、水カビ病や敗血の原因にもなり、重症化してしまいます。
イカリムシ自体の問題よりも、それが原因で生じる合併症の方が危険です。
ですから、早めに駆除する必要があると言えます。
まとめ
ウーパールーパーがイカリムシに寄生されたら、体の表面に特徴のある症状が出ることが分かりました。
日頃からウーパールーパーの様子をしっかりと観察しておくことが最も大切です。
寄生されたウーパールーパーは、ピンセットで治療することができるので早めに対処してください。
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