ウーパールーパーの飼育については、さまざまな方法があります。
その中の1つに「ベアタンク」と呼ばれるものがあります。
今回は、ベアタンクをテーマにして話を進めていきたいと思います。
ウーパールーパーの飼育に見られるベアタンクとは?水草は必要?
ベアタンクとは水槽の底に砂利や石などを一切敷かないで、生き物を飼育する方法です。
ウーパールーパーが餌を食べるときに誤って砂利や石を口に入れないようにするためです。
餌を与えるときは、腕が浸からないように菜箸の様な長い物で餌を与えましょう。
ウーパールーパーが沈めないときは、外掛け式フィルターを止め濾過なしで飼育して、
ウーパールーパーの高さ2倍分ぐらいまで水位を低くしましょう。
濾過なしだと水が早く汚れるので、定期的に水を交換してください。
水を換えるときのポイントは古い水を1/3くらい残して、新しい水を加えることです。
新しい水は市販の薬か、日の光に半日くらい当ててカルキ抜きを行いましょう。
どうしても底上げしたいのならアクリル板を用意して底上げしたい分だけ、
水槽の奥行きに合うように2つに切り、それを水槽内の端っこに左右に立てましょう。
その上に水槽の底に合わせて切ったアクリルの板を重ねると害がなく水槽にも傷がつきません。
きちんとアクリルにヤスリをかけ、切ったクズが水槽内に残らないようにしましょう。
水草は入れても入れなくてもいいです。
もし、入れるのであれば成育環境や適温がウーパールーパーと似ているアナカリスをおすすめします。
南米原産の水草で、別名をオオカナダモといいます。
中性からアルカリ性のpHに適応し、適した水温も20℃〜28℃と幅広いです。
これよりも低い水温でも元気に生長していきます。
さらに底砂に根付かなくとも生長できるので、照明が弱い水槽などでは浮かせて育てていきましょう。
まとめ
砂利などを敷かずに生き物を育てる方法をベアタンクと呼びます。
ウーパールーパーは、底砂を食べてしまうおそれがあるのでなおさら適していると言えます。
水草の有無は、飼い主の好みによると思います。
必ずしも必要とは限りませんので、ご自身の判断でお選びください。
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