飼育している水槽の中に、水草を入れている方も多いと思います。
ウーパールーパーを飼育するうえで、適した水草は何でしょうか?
また、水草を食べてしまうことはないのでしょうか?
これら2つをテーマにして話を進めていきたいと思います。
ウーパールーパーの飼育に適した水草は?
水草は、水槽内の毒素を吸収して、水槽の環境を濾過する天然の浄水フィルターの役割を果たします。
水槽の大きさやフィルターのスペックにも左右されますが、3日~5日ごとに、1/3程度の水を換えましょう。
そうすることで、水槽内の毒素を出すことができます。
飼育に適した水草ですが、アナカリスをおすすめします。
別名をオオカナダモといい、南米原産の水草の1つです。
理科の光合成の実験で使われる、あの水草です。
アナカリスは、環境適応能力に優れており中性からアルカリ性のpHに適応し、比較的総硬度が高い水質を好みます。
逆にpHが低めな酸性の水質では、頭頂部の萎縮などを起こすこともあります。
また適応水温も幅広く好む水温は20℃〜28℃程度ですが、さらに低い水温でも元気に生長していきます。
さらに底砂に根付かなくとも生長できるので、照明が弱い水槽などでは浮かせて育てていきましょう。
環境が整ってしまうとぐんぐん生長していくので、すぐに水槽水面一杯に広がります。
ですから、適度な長さで調節をしていくことが必要です。
ウーパールーパーは、水草を食べることがあるの?
ウーパールーパーは、水草を食べてしまうことがあります。
好んで食べるというよりも、空腹に耐えかねて食べることはあります。
しかし、水草をうまく消化できないので、お腹の調子を壊してしまいます。
また、水草に寄生虫の卵が付着していることもあるので、食べさせない方がいいと思います。
まとめ
ウーパールーパーを飼育している水槽に合う水草は、アナカリスです。
成育環境や適した水温の温度もウーパールーパーのそれに近く、底砂なしでも成育します。
ウーパールーパーが水草を食べているのを見かけたら、餌の量を少し増やしましょう。
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