最近では、ゲームセンターの景品として生き物が利用されていることがあります。
ウーパールーパーもその例外ではなく、酸素石を入れて景品としてケースの中に入っています。
ウーパールーパーを飼育する際に本当に必要なものを紹介していきたいと思います。
ウーパールーパーを飼育するうえで、酸素石は必要なの?
酸素石は、ウーパールーパーを生き長らえさせるために利用されているに過ぎません。
もし景品で獲得し、飼育するようになったら、使わなくても大丈夫です。
それに、酸素を発生させる効果がどれくらい続くのかも分かりません。
ちなみに、酸素石が酸素を発生させるしくみは、次のようです。
過酸化カルシウムと水が反応することで、水酸化カルシウムと酸素が発生します。
水酸化カルシウムは、水をアルカリ性に傾ける性質があり、ウーパールーパーの好む水質とは異なります。
■ウーパールーパーを飼育するうえで、本当に必要なものは?
水槽、フィルター、餌、カルキ抜き剤、エアレーション、水温計の6つです。
カルキ抜き剤は、くみ置きの水道水を使う場合は使わなくてもいいです。
水槽のサイズは、ウーパールーパーの成長を見越して、1匹ならせめて45㎝を用意しましょう。
成育したウーパールーパーは、体長25センチ前後になります。
フィルターの種類はいろんなものがありますが、上部式のものが手頃です。
餌は、成長過程に応じて与えるものを変えていく必要があります。
体長が2~3cm位になったら冷凍アカムシまたは「ヒカリウーパールーパー」という人工飼料を、1日1回与えましょう。
体長4㎝くらいになったら冷凍赤虫を、体長5㎝以上になったら乾燥イトミミズを与えましょう。
10㎝以上になれば、市販の「ひかりクレストキャット」などを使いましょう。
カルキ抜き剤を使う場合は、テトラコントラコロラインをおすすめします。
野生に暮らすウーパールーパーは、ほとんど流れのない場所で生活をしています。
ですから、エアレーションはあまり水流の激しくないものを選ぶようにしましょう。
水温計は、水槽内の温度を維持していくためにとても重要となります。
まとめ
ウーパールーパーを飼育するうえで、酸素石を使う必要はありません。
本当に必要なものは、上で紹介した6つです。
特に水槽のサイズ、フィルターやエアレーションは、しっかりと選んでください。
今のあなたにおすすめの記事