ウーパールーパーの飼育に欠かせないものと言えば、「水」を他においてないと思います。
人間が生活する上では、あまり気にも留めない「水」ですが、生き物の飼育にとっては重要なアイテムの1つとなります。
ウーパールーパーと水をテーマにして、話を進めていきたいと思います。
ウーパールーパーの飼育に、そのまま水道水を使えるの?カルキ抜きは?
水道の水をそのまま飼育用の水として使うことはできません。
水道にはカルキ成分(塩素)が含まれているため、ウーパールーパーの成育に影響が出ることが懸念されます。
ですから、次の2つの方法で飼育用の水を作りましょう。
まず、水道の水を1日間くみ置きしておくととても簡単です。
バケツなどに入れて置いておくことでたいていの場合は自然と塩素が抜けていきます。
直射日光の下に、5時間から6時間あてておくのもいいそうです。
飼育する部屋に置いておけば、水温も同じくらいになるので温度調節も簡単にでき、一石二鳥です。
次に、市販の中和剤(ハイポ)を使う方法です。
ハイポは100均でも売られていて、手軽に購入することができます。
ちなみにハイポとは、次亜硫酸ナトリウム (sodium hyposulfite)の英語名を縮めた読み方です。
ウーパールーパーの水換えを水道水で行っても大丈夫?
前の段落で説明した処理を行った水道水なら使うことができます。
まず、すべての水を換えずに、少量の水換えを行うことが大切です。
たくさんの水を変えてしまうと水槽内で繁殖したバクテリアが減少して生物ろ過の能力が落ちてしまいます。
また、その働きにより毒素の少ない物質に変換されたとしても、水槽内から出すには水を換える必要があります。
次に、あらかじめ水道水の成分を調べておくことです。
1度だけでもいいので100%水道水の状態で水質チェックを行ってください。
pHや鉄、塩素などの含有量を計測しておけば、換水によってバランス調整できない成分を見つけることができます。
水道水だけでバランスをとれないことを理解しておくことは重要です。
まとめ
ウーパールーパーの飼育に水道水を使用する際は、カルキ抜きを行ってから使うようにしましょう。
水を換えるときは、ポイントを踏まえてしっかりと行ってください。
事前に水道水の成分を調べておくことも大切です。
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