単独飼育ではなく、オスとメスで飼育されている場合は赤ちゃんが気になりますよね?
しかし、子どもの姿のまま大人になるウーパールーパーは何をもって大人と判断すればいいのでしょう。
今回のテーマは、ウーパールーパーの繁殖にまつわるエトセトラについてです。
ウーパールーパーの繁殖サイズは?
体長19センチを超えるとオスとメスともに繁殖サイズになります。
このサイズになるまでには、水温や飼育環境にも左右されますが、約1年かかります。
だいたい体長25センチくらいになり、大きく成長しても体長30センチほどです。
オスとメスとの体格差はあまり関係がなく、ある程度大きさが違っていても繁殖可能です。
オスとメスの区別は、体長15センチ以上でどちらの性別なのかが分かるようになります。
特に秋から春にかけては、判別しやすいです。
オスの特徴は、後ろ足と尻尾の付け根あたりが膨らんでいます。
一方、メスは膨らんでいない、あるいは、少し膨らんでいるくらいです。
ウーパールーパーの繁殖方法と適した水温は?
ウーパールーパーは、12月~4月の時期に繁殖します。
メスがオスを刺激し、オスはこの時に精包を複数出し、それをメスが体内に受け入れ、水草などに産卵します。
冬の低水温を経験し、水温が上がり始めた時期に産卵します。
個体により産卵回数は違いますが、毎年メス1匹につき1~3回程産、200~600個を産卵します。
産卵は1日だけでなく、2、3日かかることも珍しくありません。
このときに触ったり驚かせたりすると、産卵が止まってしまう場合があります。
産卵を開始したら、卵を食べることのあるオスは別の容器へ移し、産卵がすべて終わったら今度はメスを取り除きます。
産卵した卵を別の容器に移すよりも、こちらの方が孵化率も高くなるそうです。
繁殖を促すには、水温の管理が重要です。
別々に飼育していたオスとメスを一緒にさせ、水温を7℃~10℃で1ヶ月ほど過ごさせます。
その後、2週間程かけて水温を徐々に上げいき、16度ほどに保ちます。
この2週間の内に水換えを頻繁に行うことをおススメします。
まとめ
ウーパールーパーの繁殖に適した時期は体長のサイズで判断することができます。
産卵は年に数回、数百個の卵を産みます。
今のあなたにおすすめの記事