ウーパールーパーを飼育していてこんなことはありませんか?
飼育している水槽が汚れてしまって、臭ってきたら…。
今回は、ウーパールーパーの水の汚れをテーマにして話を進めていきたいと思います。
ウーパールーパーの水槽が臭いし、汚いときに考えられる原因は?
主に2つの原因が考えられます。
まず、水槽内のバクテリアの数が減少し、生物濾過がうまく機能していないことが挙げられます。
バクテリアが働いていないと残った餌や排泄物、老廃物などがたまり、雑菌が繁殖して臭いを発生させてしまいます。
バクテリアはウーパールーパーが排出した有毒なアンモニアなどを食べ、無害に近い形へ変換してくれます。
そうすることで、水槽の内の水が透明に保たれています。
しかし、水を換える際に、すべての水を新しいものと取り換えてしまうと、この働き自体が奪われてしまいます。
このようなバクテリアは、数ヶ月という長い時間をかけて水槽内で殖えていくものです。
ですから、全部を新しいものにしてしまうと、また、バクテリアが発生するのを待つ必要があります。
次に、水槽のサイズが小さ過ぎる、あるいは、水槽の大きさに対して水の容量が少ないと考えられます。
ある獣医の話によると、ウーパールーパー1匹であっても最低60㎝の水槽で飼った方がいいそうです。
成体になっても深さは5cmくらいあれば十分だと思いますが、水量が多いほど水質が安定します。
水の量も多いと溶存酸素量も多くなり、生物濾過に有効なバクテリアが働いてくれます。
ウーパールーパーの水槽が臭いし、汚いときにどんな対処をすればいいの?
ウーパールーパーの飼育数に対して、水槽のサイズが適切か、まず、確認しましょう。
1匹につき60㎝の水槽が必要だと言われていますので、それを目安に考えると分かりやすいと思います。
水槽の大きさに問題がない場合は、水の量が適切かを確かめてみましょう。
もし、水の量が不足しているようであれば、しっかりと水を補ってあげましょう。
水を換える際には、すべての水を新しく交換するのではなく、古い水を1/3ほど残すようにしましょう。
ここがポイントになります。
水質の浄化に役立つバクテリアが、やがて殖え、水質のバランスが保たれていきます。
まとめ
ウーパールーパーの水槽が汚れたり、臭ったりする主な原因は2つありました。
どちらもバクテリアが正常に働くことのできる環境になかったことが問題でした。
水質管理は飼い主の責任です、しっかりと徹底していきましょう。
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