ウーパールーパーどうしを混泳させるととても楽しそうですね。
しかし、あまり一緒に飼育するのは向かないとされています。
何か理由があるのでしょうか?
今回は、ウーパールーパーどうしの混泳をテーマに話していきたいと思います。
ウーパールーパーどうしの混泳は向かないの?
一般にウーパールーパーは単独飼育が基本とされています。
それは共食いが発生しやすいため、特に、子どもの頃は起こりやすいと言われています。
それには口の前に来た動くものを無造作に食べてしまう捕食方法が関係しています。
共食いの対策をきちんとすれば、幼体の混泳も不可能とは言えません。
捕食のために対象に噛みつくだけなので、餌を切らさず定期的に与えて、
仲間と餌の区別がつくように理解させる必要があります。
片方から密閉された隠れ家は控え、出入りしやすい穴が多い土管などを1匹に1つずつ準備しましょう。
また、アルビノやゴールデンなど、白い目や薄いピンクのウーパールーパーには注意が必要です。
黒い目よりも目が悪いため、動くものによく反応して食べる可能性が高くなります。
また、餌を見つけた時には簡単に放そうとはしません。
その他に、水槽の大きさへの配慮が必要です。
複数匹の混泳の際には、それぞれ全てが成長した場合の大きさを考えて水槽を用意する必要があります。
設置できる水槽の大きさに限度がある場合には、混泳できるウーパールーパーの数を調節しましょう。
ウーパールーパーの混泳飼育の時期は?
成長しきったウーパールーパーは、体長が平均して25cmくらいの頃が適しています。
そのくらいの大きさになれば、一緒に育ててもトラブルが起こることは少なくなります。
餌を多く与えることで噛みつく事を防げますが、消化器官が弱く、消化不良になるおそれがあります。
ですから、餌を一度に大量に与えることはしないでください。
また普段の餌やりも、数日に1度のペースで問題ありません。
まとめ
ウーパールーパーどうしの混泳は難しいと言われていますが、成育した場合ならあまり問題はなさそうです。
幼生の頃から混泳させる場合は、いろんな対策をする必要があります。
水槽の中を数匹が泳いでいる様子は、何とも言えないですね。
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