実はあまり知られていませんが、ウーパールーパーの赤ちゃんの飼育は難しいと言われています。
孵化して数日経つと、その後の運命が決まってしまいます。
ウーパールーパーの赤ちゃんをテーマに話を進めていきたいと思います。
ウーパールーパーの赤ちゃんに適した水の量や温度は?
ベアタンクという水槽の底に砂利や石などを一切敷かない飼育法をおすすめします。
餌を与えるときは、腕が浸からないように菜箸の様な長い物で餌を与えましょう。
沈めないときは、外掛け式フィルターを止めて濾過なしで飼育して、高さ2倍分ぐらいまで水位を低くしましょう。
大変なのは温度の管理で、普通のウーパールーパーは水温5℃~25℃が適温だということが言われています。
しかし、ウーパールーパーの赤ちゃんは水温18℃~22℃で育てなければなりません。
夏場はクーラー、冬場はヒーターを利用し、温度を一定に保つ必要があります。
小さい時は特に温度管理が必要になるので、定期的に確認しましょう。
また、ウーパールーパーの赤ちゃんは水槽内のフィルターに吸い込まれてしまう可能性もあります。
ですから、フィルターに網をするなどの工夫をする必要があります。
餌で水槽内が汚れてきたら適宜スポイトで吸収して清潔に保ちましょう。
ウーパールーパーの赤ちゃんが浮いてしまうのは?
ぷかぷか病かもしれません。
水位が高すぎてしまったことや、水が汚れも原因になりますが、古い餌を与えたこともその原因になります。
これらの要因が重なって胃や腸にガスが溜まりぷかぷか浮くのです。
身体の右側が上に浮いていたら腸にガスが溜まっており、反対に左側を上にしていたら胃にガスが溜まっているそうです。しかし、完全にお腹を向けてしまっていると命が助かる可能性は低いと言われています。
その対策として、水位を下げて冷暗所で様子をみることが必要です。
元々変化に弱い生き物であり、騒音や高い温度の場所では病気の悪化に繋がってしまいます。
胃や腸にガスが溜まっているので、食事を与えることはガスの溜まりを助長させてしまいます。
ぷかぷか病が改善されるまでは食事を与えることはやめましょう。
まとめ
ウーパールーパーの赤ちゃんを飼う際には、水の量も大切ですが、温度の管理を徹底する必要があります。
赤ちゃんが水槽の中で浮かんでしまうのは、さまざまな要因が重なっています。
水槽内を清潔に保ち、適度な餌やりを行うことが大切です。
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