ウーパールーパーを飼育する場合に個性を出すとすれば、水槽選びです。
その他に水草や砂利、フィルターなども考えられます。
そこで今回は、ウーパールーパーのおすすめ飼育法について紹介していきたいと思います。
■ウーパールーパーを飼育するのにおすすめのフィルターは?
フィルターも実にいろんなものがありますが、「壁掛け式」をおすすめします。
このタイプのフィルターは、水槽の外部側面にひっかけてろ過をします。
吸水をして側面のケースに水を取り込み中のフィルターを通して水を満たし、あふれた水が水槽に戻る仕組みです。
水槽の外に水を入れられるスペースを設けられるので水槽の中のスペースを邪魔することなくろ過をすることができます。
もし、予算に余裕があるのなら濾過能力に優れた、「外部式」をおすすめします。
水槽の外の離れたところにフィルターを置き、水槽との連結は専用のホースを使います。
掃除やメンテが容易なタイプが多くなっています。
スペースを自由に使えるので材質を色々選べる点もメリットが多いです。
ウーパールーパーを飼育するのにおすすめの水槽は?
ウーパールーパーは大人になると25cm程度に成長します。
体を曲げずに入れる30cm平方の水槽は必要となります。
子どものウーパールーパーには広く見えますが、大人になってみるとその大きさでも狭く感じます。
30cmの水槽はかなり大きく見えますが、これは飼ううえでの最小サイズだとお考えください。
できれば、45cm平方はあったほうがいいと思います。
ウーパールーパーは底を這って歩くため、水槽の高さはそれほど必要ではありません。
水槽の材質は「ガラス」と「アクリル」があり、扱いやすいのはアクリルです。
ウーパールーパーを飼育するのにおすすめの水草や砂利は?
おすすめの水草は、アナカリス(オオカナダモ)です。
環境適応能力に優れており中性からアルカリ性の水質に適応することができます。
飼育環境として適しているのは「ベアタンク」と呼ばれる状態です。
底に砂利などを敷かない水槽底面がつるつるの状態が生育に適しています。
この状態はフンの掃除もしやすく、砂利を誤って飲み込んでしまい、
体内に詰まらせてしまうという惨事を防ぐこともできます。
まとめ
飼育する際に注意が必要なのは、高さではなく、水槽の広さです。
フィルターはコストパフォーマンスのいい「壁掛け式」をおすすめします。
水草は適応力のあるアナカリスが最適です。
とても意外なようですが、砂利などを底に敷く必要はありません。
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