今回は、ウーパールーパーの寄生虫についてのお話と底砂についてのお話をしていこうと思います。
ウーパールーパーの寄生虫について
ウーパールーパーに寄生する迷惑な寄生虫は存在します。しかも、その対処法がなかなか厄介で、飼い主さんの手を焼かせる嫌なやつらです。
まずは、寄生虫の種類を紹介していきます。ウーパールーパーに寄生する寄生虫は多く存在しますが、そのほとんどがイカリムシという寄生虫で、ついでボウフラ、ミズミミズなどがいます。
寄生虫に冒されている時のウーパールーパーの兆候としては、皮膚が赤くなっていたり、腫れていたりする場合が多いです。
寄生虫への対処法としては、まず、早期発見とそれに次ぐ迅速な寄生虫の駆除、そして迅速な消毒です。
多くの場合、厄介なのは寄生虫に寄生されたことで、傷口ができたり、弱ったりしたウーパールーパーが、そのせいで病気に感染して、合併症を起こし、さらにウーパールーパーを弱らせてしまうことです。
そうなるともう手がつけられなくなります。ですから迅速な行動が大事なのです。
寄生虫全般、特に、イカリムシの場合はピンセットで寄生虫を抜いて、ウーパールーパーを消毒してあげなければなりません。
また、傷口から病原体が感染しないように、塩浴や薬浴でウーパールーパーを、塩素の熱湯で水槽を徹底的に消毒し、さらに水質や水温を徹底的にウーパールーパーが快適な状況になるよう、管理してあげることです。
この時、新しく水槽に張る水は、すべてカルキ抜きした新しい水にすることをオススメします。水槽に張ってあった古い水からの再感染を防ぐためです。
ウーパールーパーの水槽に底砂を使うのはアリ?ナシ!?
私としては、「やめてください。」の一点張りです。
確かに底砂には水槽の水を浄化する作用がありますが、ウーパールーパーが底砂で体を擦って怪我をしたり、誤飲することによって、体の内外を傷つけたり、その傷が原因で病気に感染したりと、百害あるのに一利しかないからです。
ウーパールーパーのためを思うのなら、絶対に使わないことをオススメします。いや、使わないでください!ウーパールーパーがかわいそうです!
まとめ
今回はかなりウーパールーパーを飼う上で気をつけてほしいことを述べたつもりです。ウーパールーパーにやさしいことを積極的にしてあげましょう!
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