飼育しているウーパールーパーが突然暴れ出したら、驚きますよね。
何か理由があるのでしょうか?
今回は、ウーパールーパーが暴れる原因について紹介していきたいと思います。
ウーパールーパーが暴れる3つの原因とは?
1つ目は、病気の症状による痛みや痒みに反応して生じる行動と考えられます。
水カビ病になると、エラ呼吸が上手にできなくなってしまい水面に向かって暴れだしたりすることがあります。
水カビ病の原因は、真菌という常在菌によって引き起こされます。
常在菌というのは、どこにでも存在する菌のことで、つまり、真菌を根絶するというのは不可能です。
通常、ウーパールーパーは、水カビ病のような病気にはかかりません。
しかし、水質が悪化しているとき、ウーパールーパー自体が免疫力を低下させている場合に感染することがあります。
2つ目は、イカリムシに寄生されたことで生じる不快感に反応していると考えられます。
イカリムシの頭は木の根のようにウーパールーパーの体にしっかりと食い込んでいます。
ですから、ウーパールーパーにとっては、心地のいいものではありません。
ちなみにイカリムシは150個から250個の卵を生み、1日から2日で孵化します。
1匹のメスは生涯で10回以上産卵し、産卵した総計は5,000を越すと言われています。
これが繁殖してしまうと、水カビ病や敗血の原因にもなり、重症化してしまいます。
3つ目は、水槽の環境の変化によってストレスを感じていると考えられます。
ウーパールーパーの個性によっては、水換えの時に驚いて暴れることもあります。
特に、水温の変化にびっくりして、そんな行動をとったりします。
水草を変えたり増やしたり、底砂を変えたりした場合に暴れることもあります。
これまでなかったものが急に自分の水槽に入ると興奮して、いつもと違った行動をとることが見られます。
まとめ
ウーパールーパーが水槽の中を暴れ回る理由は、3つあることが分かりました。
暴れまわることがあれば、水槽の変化、それからウーパールーパーの体をよく観察しましょう。
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