ウーパールーパーという名前の生き物は、実は存在しません。
ペットとしてウーパールーパーを飼育されている場合に、気がかりなのは旅行中の餌やりです。
ちょっと気になるウーパールーパーに関する事柄を2つ取り上げ、説明していきたいと思います。
ウーパールーパーの本当の名前は?
「ウーパールーパー」という呼称は、流通する過程の中で生まれました。
ですから、本当の名前は別にあります。
「アホロートル」は、ネオテニー(幼生成熟、変態しないこと)のサラマンダーの呼称です。
他の種にも使えるみたいですが、ほとんどの場合この種に対して使うようです。
「メキシコサラマンダー」は和名ですが、日本での正式な名前です。
いくら正式とはいえ日本だけで通じる呼称です。
意味は文字通りメキシコのサラマンダーで、サラマンダーはサンショウウオを英語に直したものです。
ちなみに「メキシコサンショウウオ」と呼ばれることもあります。
ウーパールーパーの故郷はメキシコ、ソチミル湖やその周辺などになります。
しかし、現在では個体数が少なく、ワシントン条約(CITES)に登録されてます。
ワシントン条約は、絶滅の恐れのある野生動物、植物を保護することを目的とした条約です。
ですから、野生のウーパールーパーは絶滅の可能性があるということです。。
ペットショップで売られているものは殖やしたものなので、売買、飼育しても問題はありません。
ペットのウーパールーパーを置いて旅行に行けるの?
ウーパールーパーの成長段階がどれくらいかにより、空腹に耐えられる日数も異なります。
赤ちゃんのウーパールーパーであれば、1週間は何も食べなくても大丈夫です。
これが生育した大人のウーパールーパーになると、1カ月の空腹に耐えることができます。
ウーパールーパーは両生類で変温動物なので、あまりエネルギーを使わないで生きることができます。
ですから、あまり餌を食べないでも問題なく生きられるくらいに省エネルギーの生き物なのです。
逆に、旅行に出かけるからといって、餌の量が多すぎると消化不良を起こしたりするのであまりよくありません。
■まとめ
ウーパールーパーの正式名称は「アホロートル」ということが判明しました。
日本での正式名称は、「メキシコサラマンダー」と言います。
旅行に行く際は、餌のことを心配する必要はありません。
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