ウーパールーパーの餌の食いつきが悪くなったということはありませんか?
そんな時は、生餌を与えてみるといいかもしれません。
今回は、ウーパールーパーに生餌をあげることをテーマにして紹介していきたいと思います。
ウーパールーパーに生餌を与える時に注意することは?
市販の餌よりも生餌の方が食いつきがいいと、ブログで実際に飼育されている方が紹介されています。
ただし、生餌を与える前に準備が必要なことがあります。
メダカなどの小魚を生き餌として使う場合に、次の2つの病気への対策です。
水カビ病と白点病です。
白点病は、ウオノカイセンチュウの寄生によって発症するとされています。
水カビ病は、傷や他の寄生虫によって傷ついた場所に菌が発症し、綿毛状の菌糸体をつくり、炎症を起こします。
閉鎖的な環境においては外部から持ち込まれることによって増殖していきます。
これらの病気を予防するためにメダカのトリートメントを行う必要があります。
両方に効果があるのは、メチレンブルー水溶液に薬浴させることです。
また、この他にも白点病に効き目があるのは、塩水浴です。
0.5%~0.6%程度の食塩水、1Lの水に対して塩5g~6g程度で作ることができます。
10分~15分を1回とし、1日に2回~3回くらいにして塩水浴を行いましょう。
エビやメダカを生き餌として与える際には、分量に注意しましょう。
特に、小さい頃のウーパールーパーには、ブラインシュリンプという種類がおすすめです。
アルテミヤ・サリーナという塩水に住むエビの仲間で、世界中の塩水湖、塩水池に広く生息する小さな甲殻類です。
驚くことに乾燥した状態からわずか24時間程で孵化し、しかも栄養価の高い餌なのです。
生餌を与えると与えた分だけ食べてしまう可能性があるので、様子を見ながらあげましょう。
食べ残しは水質の悪化を招く原因ともなります。
また、大きなメダカはウーパールーパーのエラをかじるおそれもあります。
まとめ
ウーパールーパーは生餌を好むようですが、メダカを与える際には注意しましょう。
病気予防のトリートメントを行ってから、与えることが必要です。
エビはトリートメントの必要もなく、生餌として手軽に利用することができます。
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