ウーパールーパーの飼育を始めたら換水は飼い主の大切な仕事になります。
水を交換する際にはポイントとなることがいくつかあります。
そこで今回は、ウーパールーパーの水換えをテーマにして話をしていきます。
ウーパールーパーの水換えを行う前に?
水換えを行う前のポイントが3つあります。
まず、すべての水を換えずに、少量の水換えを行うことが大切です。
たくさんの水を変えてしまうと水槽内で繁殖したバクテリアが減少して生物ろ過の能力が落ちてしまいます。
また、その働きにより毒素の少ない物質に変換されたとしても、水槽内から出すには水を換える必要があります。
次に、あらかじめ水道水の成分を調べておくことです。
1度だけでもいいので100%水道水の状態で水質チェックを行ってください。
pHや鉄、塩素などの含有量を計測しておけば、換水によってバランス調整できない成分を見つけることができます。
水道水だけでバランスをとれないことを理解しておくことは重要です。
最後に、水替えに手間をかけない方法を確立することです。
水槽の水を排水する排水溝と上水を採取する蛇口、水槽の場所などを換水のことも考えて配置することで、
換水の面倒臭さを少しでも解消することができます。
ウーパールーパーの水換えの頻度とポイントは?
水槽の大きさやフィルターのスペックにもよりますが、3日~5日ごとに1/5~1/3ほどの換水を行って水槽内の毒素を定期的に出しましょう。
新しく入れる水は、恐らく湧水や地下水でもない限り塩素の含まれる水道水だと思います。
塩素を取り除く際にはテトラコントラコロラインをおすすめします。
もしテトラコントラコロラインが手に入らなければ、1日汲み置きをして塩素をなくすようにしてください。
水槽から水を汲み出す際にはホースを使いますが、サイフォンの呼び水として3通りの方法があります。
電池式はフィルターの吸水と同じ構造でフィンを回し、水を排水します。
ポンプ式はポンプを押して戻る構造を利用して水を吸い出します。
サイフォン式とは両端を水で密閉されたホースを通しておき、水槽の壁を越えて両方の水面の高さを揃える方法です。
まとめ
水替えを行う前、行う際のポイントがいくつかありました。
日頃から水槽を定期的に観察して、管理していく必要があります。
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